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一緒に子育て 62 思春期の子どもとの付き合い方

子育て関係の講演会、研修会のテーマになることが多いのは、思春期関係のことです。先日もお招きいただいた市内中学校の保護者対象の講演会のテーマになりました。s思春期と一言でい言いますが、対象は小学校高学年から中学生にかけてになります。

付き合い方とはあまりにも大きな範囲ですので、予め質問をいただきそれに答える形で進めました。この年齢のこどもをお持ちの親御さんに取れば、永遠のテーマではないでしょうか。 先ず反抗的、攻撃的な言動です。反抗そのものに親は戸惑います。よく反抗は成長のステップと言われます。まさにその通りと言えるのではないでしょうか。荒っぽい言動にお親はたじたじしますが、この子も育っていってると思えば少し余裕を持って付き合えるのではないでしょうか。自己主張したい「おオレもお大きくなっているんやぞ」の証ではないでしょうか。ただ限度を超えたあ荒い言動については、その家なりの基準でしつけとして注意、指導もあってしかるべきでしょう。

「うちの子ども反抗がない、心配です」の質問もよく受けます。反抗的な気持ちの表し方は、子どもにより様々です。よく分かる形、見えにくい形といろいろです。例えば、友だち同士で親の悪口を言うの、もその一つではないでしょうか。いずれにしましても、時期が来れば自然と治まるものですので、あまり神経質にならずに見守っていきましょう。

担当  鈴木隆一(臨床心理士・元スクールカウンセラー) 質問・感想をお待ちしています。


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