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カテゴリー: 丹波里山便り

丹波里山便り 梅咲く

立春が過ぎても,雪が降り寒い日が続いていましたが、やっと春の訪れを感じるようになりました。4,5年前に植えた白梅が咲き始めました。この気温で日本ミツバチも活動を始め、この梅にも蜜を集めに来ることでしょう。近隣にはサザンカ、ビワの花が咲いています。それぞれ蜜源になり蜜集めを期待しています。ビワにはメジロも訪れ盛んに蜜を吸っています。

桜後の分蜂の取り込みのため、待ち受け箱の整備をしています。どの辺りに置けばミツバチが気に入ってくれるか思案のしどころです。


丹波里山便り ヒヨドリ頑張る

工房、養蜂場がある丹波の山に、狭くて日当たりも悪いですが、畑を作り季節の野菜を植えています。トマト等の夏野菜、菊芋、コイモ、アシタバ等です。写真は昨秋植えたブロッコリーです。日当たりが十分でなく育ちも悪いですが、その葉っぱを見事にヒヨドリが啄んでいます。気がついて釣りのテグスを張りましたが、効果はありませんでした。5m×10mくらいの面積ですが、周りにはネットを張り巡らしています。イノシシが芋や,地中のミミズを捕るために、まるで耕耘機で耕したように掘りまくります。

動物たちも生きるのに必死ですが、中山間部の農家の方々はイノシシ,鹿の被害を防ぐのは大変です。

さて、このブロッコリーは育つのでしょうか。

次回手づくり市                            ・2月28日 阪急オアシスキセラ川西展 10時~16時


ミツバチ箱 熊?に襲われる

日本ミツバチを飼育して相当年数がたちましたが、動物から被害を受けたのは今回が初めてです。先輩からの情報によれば、熊以外にもハクビシン、アナグマ、サル等の可能性もあるとのことで、熊と断定は出来ませんが、近隣の集落では目撃情報があり、その可能性が強いと思っています。箱は、斜面に置いています。写真のように倒され、中身の巣は残っておらず、相当離れた場所に転げていました。

山では、少しの平地に畑を耕し芋、野菜を植えています。一応ネットを張りますがイノシシが入り込みます。ミツバチの蜜源になる樹木を植えるとシカが新芽を食べる、イノシシが栗の実やタケノコを食べる被害は過去にもありましたが、今回のようにミツバチが襲われるのは初めてで、大変落ち込みました。

今シーズンは、夏の暑さによる巣落ち、アリの被害、スズメバチの被害を乗り越え、4群が残り無事冬越しでき来春の分蜂(巣分かれ)を楽しみにしていたところでした。

幸い一群れ(一箱)が、奇跡的に被害を免れました。その箱にボリューム一杯にしたラジオを置いて、近くのホームセンターから電気柵を買ってきてセットしました。

山に棲む動物たちも一生懸命に生きているのだと思います。今年は、熊の目撃情報が頻繁に報道され、その原因がいろいろ語られています。その中で、人間世界と動物世界の境が無くなった、との説が一番妥当だと思います。私が自分の山を手に入れ約20年来の経験で言えることです。近隣の里山を見ても、ほとんど利用されていません。すなわち人間が山に入っていないのです。よく言われるように以前なら、キノコとり、薪拾い、腐葉土にするための落ち葉拾い等で山を利用していました。それが、人間世界(里山)と動物世界(奥山)の境界を作っていました。また、山を少し出れば柿がたわわに実っており、一度それを口にした熊は学習します。

今後、ますます熊が人間世界に出没して、被害が大きくなると危惧しています。


丹波里山便り 栗実る

10年ほど前から少しずつ植えてきた栗が毎年実り、丹波の秋を楽しませてくれてます。苗は、ホームセンターで購入したものです。山の斜面に植えていますので、ササや草を刈るのが大変です。

写真は、栗の木の下で拾ったものです。イガのまま落ちるのと、イガから飛び出したもの、右手前は動物がかじったものです。栗林の周りには一番被害をもたらす猪よけのネットを張っています。しかし、ネットをくぐって入ることが度々あります。猪はおそらく栗の実をそのまま食べると思います。従って、このかじった栗の犯人は、リスではないかと想像します。

私の持山近くの田畑は、ネットや金網を張り巡らし、農作業だけでなく、多大な労力を皆さんはかけておられます。

山に植えた栗やブルーベリーその他の苗木も、鹿にかじられることが多く、折角成長しかけたのに残念な気持ちになることがしばしばです。


丹波里山便り 日本ミツバチも暑い

連日の猛暑で、気象情報では危険な暑さと表現されています。事実、直射日光を避けこまめに水分を補給することに心掛けています。養蜂をしている丹波春日の山は、緑に囲まれている分少しましですが、直射日光は伊丹と同じように強いです。ミツバチの巣箱に直接日光が当たらないように、傘やすだれで防いでいますが、気温の上昇は防げません。

気温が上がりますと、写真のように巣門から外へ出ます。ハチたちも中の暑さに耐えられないのでしょうか。巣門近くのハチは、巣箱内を少しでも冷やすべく羽で巣箱へ風を送っています。巣箱にも巣門以外の場所に穴を開けて空気の流れを作っています。

人間もハチも涼しくなるのが待ち遠しいです。


丹波里山便り

アジサイが梅雨空に映えています。山のあちこちにアジサイが咲いています。強い植物で余り手入れもしていませんが、毎年花を咲かせてくれます。雨蛙の子どもが葉にとまり、一層梅雨の風情を引き立ててくれます。

栗の木は花も終わりかけで、所々に写真のように小さいイガが出てきました。5ミリ程度ですがイガの格好は一人前です。秋の収穫が楽しみです。消毒をしませんので、人の指くらいの青虫が葉っぱをかじっています。見つけては退治していますが、見落としも多いことでしょう。「しゃないなぁ」と観念しています。


ドクダミ茶 土からの恩恵

この時期、山のあちこちにドクダミが繁茂します。根で増えていくのかいたって繁殖力が強く、邪魔な雑草です。他の作物や木々の成長に影響するので余り歓迎ではありませんが、折角土から芽を出し花を咲かせているので切って捨てるだけでなく、毎年ドクダミ茶にして利用しています。

先ず、根っこから抜いて土のついている部分を切り落とし、きれいに洗います。乾燥させてから切ってもいいのですが、乾燥したものは固くなり切るのに苦労します。そこで、洗った段階で2,3センチ位で切りそろえます。それをザルや干物を作る網に入れて、日陰乾しにします。天候にもよりますが、1週間か10日ぐらいで程よく乾燥します。

乾燥させたものを十薬という名前の生薬として知られ、煎じて飲むと利尿作用、動脈硬化予防、解熱、解毒の効果があるとされています。

ドクダミだけでは癖がありますので、麦茶を加えてお茶にして飲んでいます。どんどん増えて厄介者ですが、自然の恩恵として利用しています。


クルミの花

クルミの花が咲きました。形が珍しく色も他の花には見られない色です。5年ほど前に植えました。成長が早い樹木なのか既に4m程の高さになっています。昨年は数輪しか花を付けませんでしたが、今年は沢山つぼみがあり、実になるのが楽しみです。

この花も日本ミツバチの蜜源になります。今、山ではエゴノキの花が真っ盛りです。少しずつヒノキや杉を伐採して「日本ミツバチが飛び交う山」にしたいと思っています。伐採して日当たりが良くなった後に、桜と桑の木を早速植えました。


みつばち活動盛ん

日本ミツバチの飼育箱の下に巾10センチ、高さ6ミリの出入り口、巣門があります。ハチたちはそこから出入りします。春になり気温が上がればこのように活発に出入りします。周辺にはタンポポ、サクランボの花、菜の花、ソメイヨシノ等が咲いていますので、それらの花へ行き来しているのでしょう。写真中央に後ろ足に黄色い花粉を付けたハチがいます。花粉は幼虫のエサになるそうです。季節により白やオレンジの花粉を付けています。花によって花粉の色が違っていうのでしょうか。

間もなく、この巣箱からも分蜂(巣分かれ)し、群が増えていきます。それらが待ち受け箱に入ってくれれば群を増やすことが出来ます。


丹波里山便り ジョウビタキ

丹波春日の里山には、いろいろな野鳥がいます。昨日3月13日にはウグイスの初鳴きを聞きました。

写真は、ジョウビタキです。都市部でも見られる身近な冬鳥です。そういえば、私の住まいの伊丹でも見かけることがあります。里芋を植えるため土を掘り返し畝を作りました。掘り返した後に出てくる虫が狙いなのか、その近くの枝に止まりました。

新型コロナウイルスのため、いろいろなイベント集会が中止になっています。手づくり市にも影響しています。2月の伊丹神社は中止、3月29日の西宮神社は出店を控えました。次回の出店予定は次の通りです。

4月2日(金)3日(土) 明石城公園                            44月26日(日) 西宮神社

コロナウイルスの感染が、社会的に大きな問題になっています。               伊丹の高齢者介護施設で感染が拡大していますが、私は高齢者への傾聴ボランティアとして、その施設に定期的に訪問していました。全国的に感染が問題になってきた時期に、訪問は中断していましたが、ご高齢の方々に感染すると、問題が大きいだけに気が気ではありません。1日も早く終息することを願うばかりです。


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