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ミツバチ箱 熊?に襲われる

日本ミツバチを飼育して相当年数がたちましたが、動物から被害を受けたのは今回が初めてです。先輩からの情報によれば、熊以外にもハクビシン、アナグマ、サル等の可能性もあるとのことで、熊と断定は出来ませんが、近隣の集落では目撃情報があり、その可能性が強いと思っています。箱は、斜面に置いています。写真のように倒され、中身の巣は残っておらず、相当離れた場所に転げていました。

山では、少しの平地に畑を耕し芋、野菜を植えています。一応ネットを張りますがイノシシが入り込みます。ミツバチの蜜源になる樹木を植えるとシカが新芽を食べる、イノシシが栗の実やタケノコを食べる被害は過去にもありましたが、今回のようにミツバチが襲われるのは初めてで、大変落ち込みました。

今シーズンは、夏の暑さによる巣落ち、アリの被害、スズメバチの被害を乗り越え、4群が残り無事冬越しでき来春の分蜂(巣分かれ)を楽しみにしていたところでした。

幸い一群れ(一箱)が、奇跡的に被害を免れました。その箱にボリューム一杯にしたラジオを置いて、近くのホームセンターから電気柵を買ってきてセットしました。

山に棲む動物たちも一生懸命に生きているのだと思います。今年は、熊の目撃情報が頻繁に報道され、その原因がいろいろ語られています。その中で、人間世界と動物世界の境が無くなった、との説が一番妥当だと思います。私が自分の山を手に入れ約20年来の経験で言えることです。近隣の里山を見ても、ほとんど利用されていません。すなわち人間が山に入っていないのです。よく言われるように以前なら、キノコとり、薪拾い、腐葉土にするための落ち葉拾い等で山を利用していました。それが、人間世界(里山)と動物世界(奥山)の境界を作っていました。また、山を少し出れば柿がたわわに実っており、一度それを口にした熊は学習します。

今後、ますます熊が人間世界に出没して、被害が大きくなると危惧しています。


一緒に子育て 106 社会性について

不登校や引きこもりの親御さん、ご家族とお話しするとき、見出しの社会性の言葉よく出てきます。うちの子どもや社会性が育っていない、社会性が身につけなければ、世の中に出たときに生活できない等々です。

改めて広辞苑によりますと、「社会性とは、集団を作って生活しようとする人間の根本性質。社交性」、と書かれています。平たく言えば、学校、近隣、職場等の集団で過ごすための術、挨拶が出来る、返事が出来る、常識的な行動が取れる、他者を不快にしない、等々のことでしょうか。

いずれにしても大変抽象的です。先般もこのことが話題になりました。長年家に引きこもっている30代男性の親御さんが「うちの子どもに社会性を付けなければならない。どうしたらいいのだろう」、と発言されました。親心から出た当然の願いです。疑問の余地はありません。

しかし、いわゆる社会性が苦手なため、引き込もったのです。その苦手な社会性、それも抽象的な言葉にこだわると、ニッチモサッチモいかなくなるのではないでしょうか。

幸い、その男性はコンビニで好きなものを買える、数少ない友人に会えることが出来ています。買い物が出来る、外出して人に会える、立派な社会性だとま考えられます。抽象的な社会性を、買い物が出来る、電車・バスに乗れる、市役所に行ける、ごく親しい誰それに会える等の極めて具体的、限定的にする必要があるのではないでしょうか。

ステップバイ・ステップで一つ一つこなしていき、限定的でもいい具体的な行動を身につけたいものです。

感想・質問等は、yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jp で送信して下さい。

臨床心理士・元スクールカウンセラー  鈴 木 隆 一

 


ぎゃらりー鈴 新商品 ミツロウクリーム

日本ミツバチの巣から蜂蜜を採った後、巣クズが残ります。その巣クズを精製してミツロウを作ります。ミツロウからいろいろな製品が出来ます。ろうそく、ワックス、そしてクリームです。

写真はミツロウです。10g単位で販売してます。ミツロウに椿オイル、ひまわりオイル、オリーブオイル等を混ぜると、比較的簡単にミツロウクリームを作れます。面倒な方には出来上がった製品を買って頂いています。

ミツロウクリームは、肌に馴染みやすく、保湿効果も高く、肌をつるつるにします。これからの季節に最適なクリームです。日本ミツバチからの貴重な贈り物です。

今後の出店予定

・西宮神社てづくりサーカス 11月22日(土) 12月20日(土)    いずれも10:00~16:00


丹波里山便り 栗実る

10年ほど前から少しずつ植えてきた栗が毎年実り、丹波の秋を楽しませてくれてます。苗は、ホームセンターで購入したものです。山の斜面に植えていますので、ササや草を刈るのが大変です。

写真は、栗の木の下で拾ったものです。イガのまま落ちるのと、イガから飛び出したもの、右手前は動物がかじったものです。栗林の周りには一番被害をもたらす猪よけのネットを張っています。しかし、ネットをくぐって入ることが度々あります。猪はおそらく栗の実をそのまま食べると思います。従って、このかじった栗の犯人は、リスではないかと想像します。

私の持山近くの田畑は、ネットや金網を張り巡らし、農作業だけでなく、多大な労力を皆さんはかけておられます。

山に植えた栗やブルーベリーその他の苗木も、鹿にかじられることが多く、折角成長しかけたのに残念な気持ちになることがしばしばです。


ぎゃらりー鈴 作品紹介 蜜ロウクリーム

日本ミツバチを飼育して久しくなります。このブログでも何回か触れましたが、失敗と試行錯誤の繰り返しです。それでも何群かは採蜜をすることも出来ます。

巣から蜜を採りますと、巣そのものが残ります。残った巣を精製して蜜ロウを作ります。それを原料にして様々なものが出来ます。その一つに蜜ロウクリームがあります。材料は蜜ロウの他に椿油等、ホウ酸、水等です。

手づくり市では、作り方のレシピを付けて蜜ロウを販売しています。やはり女性方が興味を持ってくれ買って頂きます。自作が面倒な方には完成品も置いています。

蜜ロウは、ミツバチが巣を作るときに分泌した天然のロウ物質で昔から高級化粧品やリップクリームの材料として使われてきました。市販の保湿クリームとレベルが違う、と使用者の評判です。

皆さんも如何でしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


一緒に子育て 105 こだわりを考える

わたしは、過去の経験、キャリアを生かしてボランティア活動をしています。その一つに犯罪者支援活動があります。非行や犯罪によって被害者及び家族は、生活を始め心理的にも大きな痛手を受けます。それらの方々を、具体面、心理面でサポートする活動です。

先日、全く理不尽な運転により亡くなられた事案の裁判を傍聴しました。30歳代の男性がその事故で死亡しました。そのご両親・姉が傍聴席におられました。私たちボランティアは、そのご家族をサポートするため、一緒に傍聴席に同席しました。普段経験することの無い裁判という場面に、少しでも安心していただくためもあります。

加害者も事故を自分の責任と認めており、後は刑期ををどうするかが論点のようでした。加害者は批判去るべきでその責任を懲役という形でとらなければなりません。

ここで見出しのこだわりのこですが、被告席にいる加害者の様子と、事故に至った経緯、運転の様子が気になりました。加害者を弁護するのではなく、発達障害傾向の人たちが持つ特性です、

亡くなった方の家族が意見陳述をします。本当に同情すべき内容です。それを聞いている加害者家族、妻・両親は深く頭をたれ、涙を流しています。ところが、加害者当事者は表情を変えること無く、感情が動いているのさえ不明の姿でした。また、事故に至った経緯ですが、どこの家庭にもあるような家族間のトラブルでした。加害者(40歳前くらい)は、そのストレス解消のため、早朝に車をとばしたのです。そのスピードは100kを超えていました。散歩をしていた被害者をはねたのです。

私が思うのは、その程度のストレスを解消するのに、そんな行動しかなかったのか、ということです。一度思い込んだストレス意識は、その被害意識を一層高めるのです。更にストレスの解消には、他にいろいろな方法、例えば同僚に愚痴を言う、居酒屋で酒を飲む、パチンコをする等々、一般ならいろいろあります。

そのようなことを総合すると、彼は発達障がい傾向の特性の一つである、こだわりがあったのではないかということです。

一つのことを思い込むと、なかなかそこから抜けきることが困難、その思い込みの被害・ストレスの解消も、複数から選択するのではなく一つしか無いのです。彼は時間に関わりなく猛スピードの運転に至ったようです。

子どもに関わる私たちは、出来るだけ早く子どもストレスに気づき、その解消の手立て(物や人に当たるのではない)を示してあげる必要があります。一番妥当なのは表現することです。言葉での表現が困難なら遊びや身体を動かすこと、好きな趣味を一緒にする等々です。

本当に一緒に考えたいことでした。

臨床心理士・元スクールカウンセラー 鈴木隆一

ご意見・質問・感想は、yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jp で送信して下さい。

 


丹波里山便り 菊芋と日本ミツバチ

この花は菊芋の花です。地中に芋が生育し食べると血圧を下げる、と言われています。花もこのようにきれいに咲きます。

この花に日本ミツバチが訪れます。花粉を集めるのか、蜜を吸うのか盛んに集まってきます。この時期、蜜源になる花が少なく貴重な植物です。日本ミツバチを飼育していると、養蜂場や近辺に蜜源になる花があるかどうかが、いつも気なります。


一緒に子育て 15歳少年、女性刺殺事件に思う

先日、福岡の大型商業施設で15歳の少年が、21歳の女性を刃物で刺殺した事件がマスコミで大きく報道されています。報道によりますと、少年は、少年院を仮退院後、定められた住居である更生保護施設を無断で抜け出していました。

少年院仮退院とは、家庭裁判所で少年院送致の審判決定後、少年院に送致されますが、おおよそ1年程度で仮退院が許可されます。その後保護観察に移ります。保護観察を受ける中で、守るべき2,3の遵守事項(例えば、仕事に就く、学校へ通う、再非行につながるような場所へ行かない・人と付き合わない等)を守り、定期的に担当の保護司宅へ行き、生活状況を報告する等を続けていれば、審査の後保護観察が解除され、晴れて本退院となります。その後、生活を束縛されることもなく通常通り社会生活を送れます。多くの場合、保護観察も1年位で終了します。

仮退院の条件の中に、少年院仮退院後、引受人がいることが大きなポイントになります。通常は親元です。両親が不在の場合は年長の兄弟や、親戚の者がその役を引き受けます。今回の少年は、引受先が更生保護施設となっていました。ということは、少年院を出た後引き受けてくれる家族や親戚がいないかったのか、いても彼自身がその人たちを拒否したのか、今後の報道を待ちたいと思います。私の保護司としての経験では、ほとんどが親が引受人になります。

しかし、こんなケースもありました。親から虐待を受けていた少年でした。親が引き受けを申し出ても、少年自身がその引き受けを拒否して、以前雇ってくれた知人を引受人に指定して仮退院をしてきました。彼はそこで仕事にも就き立派に更生しました。

今回の少年は、養護施設で過ごしていたとも報じられています。もともと、親からの適切な養護を受けられこなかったと想像出来ます。もっと言えば、育ちの基本的なエネルギーとなる愛情が不足していたのでしょうか。勿論、養護施設のスタッフも一生懸命に接し、その不足を補うように彼と生活を共にしてきたでしょう。

更にもっと言えば、自分一人のことだけを無条件に心底気にかけ、彼もその人の存在を心の中で確認するだけで気持ちが安らぐ人がいたのでしょうか。

カウンセリングの中で、ある女子高校生は、「私は、中学校3年間同級生からずっと無視されてきたが、不登校にならなかったのは全部敵であるような学校の中で、ただ一人だけ自分のことを気にかけてくれていた先生がいたから」、と発言しました。

そうです、一人だけでいいのです。彼からすれば、社会は全部敵かも分かりません。まだまだ長い人生の中で、彼がそのような人の存在を確認できるようになることを祈るばかりです。


丹波里山便り 日本ミツバチも暑い

連日の猛暑で、気象情報では危険な暑さと表現されています。事実、直射日光を避けこまめに水分を補給することに心掛けています。養蜂をしている丹波春日の山は、緑に囲まれている分少しましですが、直射日光は伊丹と同じように強いです。ミツバチの巣箱に直接日光が当たらないように、傘やすだれで防いでいますが、気温の上昇は防げません。

気温が上がりますと、写真のように巣門から外へ出ます。ハチたちも中の暑さに耐えられないのでしょうか。巣門近くのハチは、巣箱内を少しでも冷やすべく羽で巣箱へ風を送っています。巣箱にも巣門以外の場所に穴を開けて空気の流れを作っています。

人間もハチも涼しくなるのが待ち遠しいです。


丹波里山便り 日本ミツバチ

日本ミツバチ巣の中の様子です。約15cの高さの箱を、巣の成長に合わせて積み上げていきます。白い部分が巣板で成長につれて下へ伸びていきます。箱が4段ぐらいになれば、一番上部をはずして蜜を採ります。

しかし、なかなか順調にはいきません。7月末に4段の一番上部を切り離したところ、この暑さの影響もあり、巣の一部が崩れました。これを巣落ち、といいますが一部なので大丈夫と思っていたところ、4,5日後には全部の巣が落ちました。蜂は箱から逃げ去っていました。

残った巣には蜜がありません。逃げ去るときに、何千匹という蜂が蜜を全部吸ってしまい、新しい住み家に移ります。

今回は、このほか蟻が巣箱に大挙入り込み逃げ去った群もいました。その予兆がありましたので水桶の上に濡れない工夫をして箱を置きましたが、地上に帰れない蟻たちが箱の上に卵を産み付け住み着いていました。この箱も4段に成長し、採蜜を期待していたのですが、この群も蜜を全部吸って新しい住み家に移りました。少々の蟻なら蜂がはじき飛ばすのですが、余りにも多くの蜂が侵入したのです。

新しい住み家が私の待ち受け箱なら群は減りませんが、他の場所へ移ると群の損失になります。今回、2群の逃げ去り群のうち1群は隣の待ち受け箱に入ってLくれましたが、もう1群の行方は分かりません。木のうろでも見つけて、生きていてくれれば幸いです。

自然界に住んでいる日本ミツバチを、人工的な巣で飼育するのですから、いろいろトラブルはあって当然ですが、ちょっと残念です。これからは最大の強敵オオスズメバチ対策が必要です。昨シーズンはオオスズメバチの侵入により3群が逃げ去りました。

夏はスズメバチ対策と、巣の周りに生い茂る草、シダ、ササの刈り取りに大変ですが、秋の採蜜を楽しみに頑張ります。


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