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丹波里山便り 鹿の被害

丹波の山には、タケノコ、栗、ミョウガ、コシアブラ、、ワラビ、ウド等が生え季節季節の味を楽しむことが出来ます。

写真は、ミョウガですがこのように先の葉っぱが見事に食い荒らされています。これは鹿の仕業です。鹿特有の糞が山のあちこちに落ちています。栗や果実の木を植えても新芽をすぐ食べられますので、周囲にネットを張り鹿が植えた木に近づけないようにしています。

今までミョウガの被害はありませんでした。過去イノシシにはタケノコ、月の輪熊には日本ミツバチの被害を受けていますが、人里に近い里山に人間が入らなくなって、獣と人間の境目が無くなったのが、原因だと思っています。

里山がほとんど放置され荒れてきており、今後ますます獣が人里に出没することになるのと思います。

山ふもとに近い田んぼ畑は、背の高いネットや電気柵を張り巡らし、その対策と維持に大変な労力と出費が必要です。

被害に遭えば、ミョウガどころではありません。


丹波里山便り クヌギに集まる虫たち

丹波春日の山には、クヌギの大木があります。その木から樹液が漏れており、その樹液にいろいろな虫たちが集まります。樹液は虫たちの餌になっています。

写真中央には、クワガタの雄雌、右の方にはカブトムシの雌でしょうか。右下には、黄色オオスズメバチもいます。スズメバチは日本ミツバチの天敵で見つけ次第駆除しています。

特にオオスズメバチは、蜂の出入り用の隙間を食い破り巣箱の中まで侵入します。そうなると、蜂たちは巣箱から逃げ出し、養蜂家にとれば大きなダメージです。

巣箱の前にネットを張って、スズメバチの侵入を防ぐ手段をとっています。昨年はスズメバチに侵入され、一群れ逃げられました。


丹波里山便り 日本の蜂蜜について

ニホンミツバチの養蜂用の巣箱はいろいろありますが、私は通常重箱と言われる巣箱を使用しています。写真は、一番下からレンズを上に向けて写したものです。巣が見えないびっしりと蜂が屯しており、大変勢いのある群れです。

今春取り込んだ蜂は、密集め花粉集めが盛んで、例年以上に巣が伸びて7月初めに採密をしました。早速、7月17日に開催された西宮神社の手づくり市に出しました。多くのお客さんに買っていただきました。

その折り、日本ミツバチの蜂蜜の説明をしますが、国産蜂蜜は全て日本ミツバチから採ったものと思われている方が居られました。日本で養蜂されているほとんどの方は西洋ミツバチを飼育しその巣から蜜を採集しています。西洋ミツバチの方が蜜を集める力が日本ミツバチに比べて、圧倒的にに優れており、日本の養蜂家は明治の初めに西洋ミツバチに切り替えました。従いまして、国産イコール日本ミツバチではないのです。

養蜂家が減少して、輸入が増えています。日本古来の日本ミツバチを飼う人の少なくなっています。日本ミツバチが飛び交うことはその地域の自然が健全だと言われています。

「日本ミツバチが日本の農業を救う」の本から引用します。日本ミツバチの蜂蜜は年に1回採集するので様々な花の蜜が混じり百花蜜と呼ばれる。そのため、日本ミツバチの蜂蜜には、西洋ミツバチにはない芳香な味がする。また、各種ミネラルの含有量も高く、胃や肝臓に対する薬効もある。

このような特徴があり、手に入りにくい日本ミツバチの蜂蜜をどうぞ味わってください。


丹波里山だより 日本ミツバチ活動盛ん

昨秋、ツキノワクマに巣箱が襲われ、今春は2箱でスタートしました。その一つの勢いがよく、巣箱の中を点検しますと巣板が随分したまで伸びてきており、今回箱を継ぎ足しまして、2箱から3箱にしました。今、山ではエゴノキが白い花をつけており蜜源になっています。この勢いで巣板が伸びてきてくれ、早く採蜜をしたいものです。手の持っている2箱は十分重く、蜜が沢山あることが予想されます。

木の枝にぶら下げていますペットボトルは、スズメバチを捕獲するもので、既に数匹入りました。これからこの対策に苦労します。


一緒に子育て 少年非行に思う

昨日、令和3年5月5日の新聞報道に、「少年院退所後学習を支援」との記事がありました。それによりますと、少年院に入った少年の学歴は4割が高校中退、2割強が中学校卒で厳しい学習環境に置かれている。高卒を条件としている就職の条件にも当てはまらず就労に苦労を強いられているとのことです。

このような報道を待つまでもなく、非行行動を起こす少年は中学校時代に学習活動で大きな挫折を味わっています。私も過去、保護観察官としてまた保護司として彼らに関わってきましたが、それを実感しています。

「ケーキを切れない非行少年たち」の本の中に次のような当事者の発言があります。「中学校に入ったら全く勉強が分からなくなった。でも誰も教えてくれなかった。そのため、学校が面白くなくなり、さぼるようになった。それから悪いことをし始めた」です。

このような非行少年が多いのです。従って、少年院退院後も就労に必要な学歴や、学力をつけるため少年院仮退院後も継続して、学習支援が必要と思います。


丹波里山便り 日本ミツバチ活動

日本ミツバチは、桜の満開から少し遅れて分蜂(巣分かれ)します。冬越した群がこの分蜂により増えていくわけです。蜂を飼っているとこの分蜂が楽しみで待ち遠しいものです。昨年秋の終わり頃に、ツキノワグマの被害や逃去により冬越しの群がなかったのですが、分蜂の時期にあわせて、待ち受け箱を数ヶ所設置したところ、写真のように野生の群の分蜂が入ってくれました。

この群が順調に蜜や花粉を集めて、採蜜できることを願っています。本来、野生で生きている蜂をこのような箱に取り込み、飼育するわけですからいろいろアクシデントがあります。

温暖化によるといわれている、巣落ちやダニの被害、アリやスズメバチの侵入等々です。それにツキノワグマが加わりました。以前から、近くの山で目撃情報がありましたが、私の山は人家や車が通る道に近く、まさかとたかをくくっていました。

山に出る獣は、タヌキ、キツネ、イノシシ、鹿等々です。新芽や作物、栗に被害を与える獣もいます。よく言われるように里山を人間が利用しなくなり、人が山に入る機会が以前と比べて圧倒的に少なくなり、獣と人の境界が少なくなってきたから、獣が里に近づいてきたのです。

これからますます里山やそこに近い田畑が、獣に荒らされることでしょう。柵やネットの設置等費用と手間がかかります。


待ち遠しい春

例年より桜の開花が早いそうですが、この時期は日本ミツバチが新たな動きをします。桜の開花に合わせて、冬越しが出来た巣から、巣分かれして新しい群が誕生します。通常桜が満開になって一週間後からといわれています。

私の群は、昨秋ツキノワグマの被害にあい、一群れしか残りませんでした。その群からの巣分かれを期待するしかありませんが、野生の日本ミツバチが待ち受け箱に入ってくれる可能性もあります。それを期待して数ヶ所に待ち受け箱を置いています。

写真は、私の山にある狭い畑ですが、日本ミツバチが蜜や花粉集めに菜の花に来ています。


丹波里山便り 梅咲く

立春が過ぎても,雪が降り寒い日が続いていましたが、やっと春の訪れを感じるようになりました。4,5年前に植えた白梅が咲き始めました。この気温で日本ミツバチも活動を始め、この梅にも蜜を集めに来ることでしょう。近隣にはサザンカ、ビワの花が咲いています。それぞれ蜜源になり蜜集めを期待しています。ビワにはメジロも訪れ盛んに蜜を吸っています。

桜後の分蜂の取り込みのため、待ち受け箱の整備をしています。どの辺りに置けばミツバチが気に入ってくれるか思案のしどころです。


丹波里山便り ヒヨドリ頑張る

工房、養蜂場がある丹波の山に、狭くて日当たりも悪いですが、畑を作り季節の野菜を植えています。トマト等の夏野菜、菊芋、コイモ、アシタバ等です。写真は昨秋植えたブロッコリーです。日当たりが十分でなく育ちも悪いですが、その葉っぱを見事にヒヨドリが啄んでいます。気がついて釣りのテグスを張りましたが、効果はありませんでした。5m×10mくらいの面積ですが、周りにはネットを張り巡らしています。イノシシが芋や,地中のミミズを捕るために、まるで耕耘機で耕したように掘りまくります。

動物たちも生きるのに必死ですが、中山間部の農家の方々はイノシシ,鹿の被害を防ぐのは大変です。

さて、このブロッコリーは育つのでしょうか。

次回手づくり市                            ・2月28日 阪急オアシスキセラ川西展 10時~16時


一緒に子育て 107 発達指数

先日小学校4年生児童の保護者から、発達検査の結果が分かって、それについての相談を受けました。発達指数が84だったが、今後の勉強の理解や、成績のことが心配、とのことでした。以前は知能指数と言っていましたが、現在はその言葉は使われません。いずれにしても84の指数は、100を基準と考えますと、少しの遅れ、理解する力がやや困難と言えるでしょうか。

潜在的な能力が84あるわけですから、84の力が顕在化出来るように援助することが妥当です。84あるいはそれ以上能力が発揮出来るようにするためには、どうするかが一番大事なことです。

子ども、人間の目に見える力、外見の力は、身体能力(走る,跳ぶ、見る,聞く等々)と知的能力(話す、読める、覚える等々)です。これらの力が成績として評価されるわけです。点数等の数字で表されます。私たちはその数字に大きく影響されます。

子どもの教育相談を受けていたとき、急に自転車に乗れなくなった、目が見えにくくなった、との相談を受けたことがあります。いろいろお話を聞く中で、その子どもにとればトラウマになるような出来事があった、とのエピソードがありました。子どものトラウマや精神的な不安定は、折角持っている,発揮出来ていた力を損なうことがあるのです。

親が子どもの辛い気持ちに寄り添うことで、相談のケースも徐々に回復することが出来ました。このケースは身体的能力に関してでしたが、漢字を覚えたり、算数の課題が出来たり等の知的能力にも影響することは当然です。気持ちが安定しており,穏やかな心を持つ、励まされることで意欲が出る等、気持ちの有り様が、本来持っているの力が、正当に顕在化されるかどうかに関わります。

この気持ちの有り様がより望ましければ、場合により84は当然、それ以上の能力を発揮出来ることにもなります。反対に、自分に自信を持てない、持たせてもらえない、いつもイライラしている等、マイナスの気持ちの有り様でしたら、折角の84の力も表出することは出来ません。

潜在的な能力の発揮には、気持ちの有り様というフィルターを通して外界に出てくるのです。

臨床心理士・元スクールカウンセラー  鈴 木 隆 一

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