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丹波里山便り 菊芋と日本ミツバチ

この花は菊芋の花です。地中に芋が生育し食べると血圧を下げる、と言われています。花もこのようにきれいに咲きます。

この花に日本ミツバチが訪れます。花粉を集めるのか、蜜を吸うのか盛んに集まってきます。この時期、蜜源になる花が少なく貴重な植物です。日本ミツバチを飼育していると、養蜂場や近辺に蜜源になる花があるかどうかが、いつも気なります。


一緒に子育て 15歳少年、女性刺殺事件に思う

先日、福岡の大型商業施設で15歳の少年が、21歳の女性を刃物で刺殺した事件がマスコミで大きく報道されています。報道によりますと、少年は、少年院を仮退院後、定められた住居である更生保護施設を無断で抜け出していました。

少年院仮退院とは、家庭裁判所で少年院送致の審判決定後、少年院に送致されますが、おおよそ1年程度で仮退院が許可されます。その後保護観察に移ります。保護観察を受ける中で、守るべき2,3の遵守事項(例えば、仕事に就く、学校へ通う、再非行につながるような場所へ行かない・人と付き合わない等)を守り、定期的に担当の保護司宅へ行き、生活状況を報告する等を続けていれば、審査の後保護観察が解除され、晴れて本退院となります。その後、生活を束縛されることもなく通常通り社会生活を送れます。多くの場合、保護観察も1年位で終了します。

仮退院の条件の中に、少年院仮退院後、引受人がいることが大きなポイントになります。通常は親元です。両親が不在の場合は年長の兄弟や、親戚の者がその役を引き受けます。今回の少年は、引受先が更生保護施設となっていました。ということは、少年院を出た後引き受けてくれる家族や親戚がいないかったのか、いても彼自身がその人たちを拒否したのか、今後の報道を待ちたいと思います。私の保護司としての経験では、ほとんどが親が引受人になります。

しかし、こんなケースもありました。親から虐待を受けていた少年でした。親が引き受けを申し出ても、少年自身がその引き受けを拒否して、以前雇ってくれた知人を引受人に指定して仮退院をしてきました。彼はそこで仕事にも就き立派に更生しました。

今回の少年は、養護施設で過ごしていたとも報じられています。もともと、親からの適切な養護を受けられこなかったと想像出来ます。もっと言えば、育ちの基本的なエネルギーとなる愛情が不足していたのでしょうか。勿論、養護施設のスタッフも一生懸命に接し、その不足を補うように彼と生活を共にしてきたでしょう。

更にもっと言えば、自分一人のことだけを無条件に心底気にかけ、彼もその人の存在を心の中で確認するだけで気持ちが安らぐ人がいたのでしょうか。

カウンセリングの中で、ある女子高校生は、「私は、中学校3年間同級生からずっと無視されてきたが、不登校にならなかったのは全部敵であるような学校の中で、ただ一人だけ自分のことを気にかけてくれていた先生がいたから」、と発言しました。

そうです、一人だけでいいのです。彼からすれば、社会は全部敵かも分かりません。まだまだ長い人生の中で、彼がそのような人の存在を確認できるようになることを祈るばかりです。


丹波里山便り 日本ミツバチも暑い

連日の猛暑で、気象情報では危険な暑さと表現されています。事実、直射日光を避けこまめに水分を補給することに心掛けています。養蜂をしている丹波春日の山は、緑に囲まれている分少しましですが、直射日光は伊丹と同じように強いです。ミツバチの巣箱に直接日光が当たらないように、傘やすだれで防いでいますが、気温の上昇は防げません。

気温が上がりますと、写真のように巣門から外へ出ます。ハチたちも中の暑さに耐えられないのでしょうか。巣門近くのハチは、巣箱内を少しでも冷やすべく羽で巣箱へ風を送っています。巣箱にも巣門以外の場所に穴を開けて空気の流れを作っています。

人間もハチも涼しくなるのが待ち遠しいです。


丹波里山便り 日本ミツバチ

日本ミツバチ巣の中の様子です。約15cの高さの箱を、巣の成長に合わせて積み上げていきます。白い部分が巣板で成長につれて下へ伸びていきます。箱が4段ぐらいになれば、一番上部をはずして蜜を採ります。

しかし、なかなか順調にはいきません。7月末に4段の一番上部を切り離したところ、この暑さの影響もあり、巣の一部が崩れました。これを巣落ち、といいますが一部なので大丈夫と思っていたところ、4,5日後には全部の巣が落ちました。蜂は箱から逃げ去っていました。

残った巣には蜜がありません。逃げ去るときに、何千匹という蜂が蜜を全部吸ってしまい、新しい住み家に移ります。

今回は、このほか蟻が巣箱に大挙入り込み逃げ去った群もいました。その予兆がありましたので水桶の上に濡れない工夫をして箱を置きましたが、地上に帰れない蟻たちが箱の上に卵を産み付け住み着いていました。この箱も4段に成長し、採蜜を期待していたのですが、この群も蜜を全部吸って新しい住み家に移りました。少々の蟻なら蜂がはじき飛ばすのですが、余りにも多くの蜂が侵入したのです。

新しい住み家が私の待ち受け箱なら群は減りませんが、他の場所へ移ると群の損失になります。今回、2群の逃げ去り群のうち1群は隣の待ち受け箱に入ってLくれましたが、もう1群の行方は分かりません。木のうろでも見つけて、生きていてくれれば幸いです。

自然界に住んでいる日本ミツバチを、人工的な巣で飼育するのですから、いろいろトラブルはあって当然ですが、ちょっと残念です。これからは最大の強敵オオスズメバチ対策が必要です。昨シーズンはオオスズメバチの侵入により3群が逃げ去りました。

夏はスズメバチ対策と、巣の周りに生い茂る草、シダ、ササの刈り取りに大変ですが、秋の採蜜を楽しみに頑張ります。


丹波里山便り

アジサイが梅雨空に映えています。山のあちこちにアジサイが咲いています。強い植物で余り手入れもしていませんが、毎年花を咲かせてくれます。雨蛙の子どもが葉にとまり、一層梅雨の風情を引き立ててくれます。

栗の木は花も終わりかけで、所々に写真のように小さいイガが出てきました。5ミリ程度ですがイガの格好は一人前です。秋の収穫が楽しみです。消毒をしませんので、人の指くらいの青虫が葉っぱをかじっています。見つけては退治していますが、見落としも多いことでしょう。「しゃないなぁ」と観念しています。


ドクダミ茶 土からの恩恵

この時期、山のあちこちにドクダミが繁茂します。根で増えていくのかいたって繁殖力が強く、邪魔な雑草です。他の作物や木々の成長に影響するので余り歓迎ではありませんが、折角土から芽を出し花を咲かせているので切って捨てるだけでなく、毎年ドクダミ茶にして利用しています。

先ず、根っこから抜いて土のついている部分を切り落とし、きれいに洗います。乾燥させてから切ってもいいのですが、乾燥したものは固くなり切るのに苦労します。そこで、洗った段階で2,3センチ位で切りそろえます。それをザルや干物を作る網に入れて、日陰乾しにします。天候にもよりますが、1週間か10日ぐらいで程よく乾燥します。

乾燥させたものを十薬という名前の生薬として知られ、煎じて飲むと利尿作用、動脈硬化予防、解熱、解毒の効果があるとされています。

ドクダミだけでは癖がありますので、麦茶を加えてお茶にして飲んでいます。どんどん増えて厄介者ですが、自然の恩恵として利用しています。


一緒に子育て 103  コロナと子ども

今までに経験したことがない状況の中で、私たちは過ごしています。大人である我々はいろいろな情報や社会人としての判断で、「しゃないなあ、しばらく辛抱しようか」ということになりますが、果たして子どもはどうなのでしょうか。

幸い、不規則ながら学校が再開されました。本当に良かったです。再開と同時に「心のケア」担当として、私は学校で過ごしています。学校集団や一斉の動きに苦手な子どもおりますが、それらの子どものへの配慮は必要ながら、多くの子どもは一生懸命勉強に取り組み通常生活に馴染んでいます。

心のケアの要点は、通常の生活に戻すことです。外出の自粛、保護者の収入の悪化、今までにない家族関係の変化等で、子どもたちの気持ちのしんどさが考えられます。しかし、それらも登校、友だち、先生の存在で、一気に軽くなります。この普通の状態の大切さを改めて感じます。

ただ、気を付けたいのは死者まで出るこの病気、感染の恐ろしさをを敏感に感じ取る子どもいるはずです。学校で集団感染も発生しています。その怖れの結果、学校に行きたくない等の不安が出ても当然です。その時「みんなも行ってるのに、何を言うとんや」で済ましては、解決にはなりません。丁寧に大人、社会、学校、医療等の対応を説明して、じっくり時間をかけて不安を和らげてやる必要があります。不安な状況を感じ取る感度は子どもそれぞれですので、一緒くたに扱うのは間違いです。

もう一つ感じたことは、マスクのことです。学校にいる時間マスクを付けています。暑いこともありますが、口周辺が暑苦しく不快な感じです。発達障がいの子どもたちの中に、感覚の過敏性の一つで触覚に鋭敏な子どもいます。これらの子どもは、マスクの感触の不快さから、いつも以上に落ち着きをなくしたり、ものごとに集中出来なくなることが予想されます。

これらの子どもへの配慮も必要です。


クルミの花

クルミの花が咲きました。形が珍しく色も他の花には見られない色です。5年ほど前に植えました。成長が早い樹木なのか既に4m程の高さになっています。昨年は数輪しか花を付けませんでしたが、今年は沢山つぼみがあり、実になるのが楽しみです。

この花も日本ミツバチの蜜源になります。今、山ではエゴノキの花が真っ盛りです。少しずつヒノキや杉を伐採して「日本ミツバチが飛び交う山」にしたいと思っています。伐採して日当たりが良くなった後に、桜と桑の木を早速植えました。


キツネ現れる

丹波春日の山には、いろいろな動物がいます。鳴き声や糞、作物の被害(特に栗や苗木)で鹿、猪がいることがわかります。キツネは以前死骸を見ましたが、このように生きている姿を目撃したのは初めてです。最初は犬かと思いましたが、しっぽがキツネでした。目撃した動物はキツネの他にタヌキ、ウサギがいました。雉も時々見かけます。

間もなく日本ミツバチの分蜂(巣分かれ)の時期です。今シーズンは何群捕獲できるかワクワクドキドキです。

新型コロナウイルス感染防止で、いろいろなイベントが中止になっています。てづくり市も例に漏れません。4月の参加予定だったのは全て中止です。どうぞ皆さんもお気をつけください。

次回は次の通りです。                              ・5月17日(日) 西宮神社  ・5月24日(日) 伊丹猪名野神社


みつばち活動盛ん

日本ミツバチの飼育箱の下に巾10センチ、高さ6ミリの出入り口、巣門があります。ハチたちはそこから出入りします。春になり気温が上がればこのように活発に出入りします。周辺にはタンポポ、サクランボの花、菜の花、ソメイヨシノ等が咲いていますので、それらの花へ行き来しているのでしょう。写真中央に後ろ足に黄色い花粉を付けたハチがいます。花粉は幼虫のエサになるそうです。季節により白やオレンジの花粉を付けています。花によって花粉の色が違っていうのでしょうか。

間もなく、この巣箱からも分蜂(巣分かれ)し、群が増えていきます。それらが待ち受け箱に入ってくれれば群を増やすことが出来ます。


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