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一緒に子育て 21 「いじめ講演会」その3

過去2回にわたり、中学生へのいじめについての講話んも反応を感想文で紹介しました。もうひとつ紹介して、当日の骨子を述べます。

感想文 2年生女子                                             今日、鈴木先生のお話を聞いたときに、最初は「あれ?いじめのことと何か関係があるのかな」と思いました。が、最後までお話を聞いて「なるほどな」と思いました。先生のお話を聞くまで「どうせいじめはだめ」としか言わないと思っていたのでおどろきました。                でも私は、先生のお話の方が心に残りました。日本人ていいなと思いました。やっぱり日本人は礼儀があると外国の方に思われるように行動していきたいです。                 ありがとうございました。

何人かの生徒さんの感想文を紹介しました。私の話の意図が伝わり理解されていることが分かったこと、生徒さんの豊かな感性を感じことを嬉しく思いました。もちろん、いじめと関係がないという感想文もありました。

当日の講話の骨子を紹介します。先ず気をつけたことは、感想文にもありますように、分かりきったことを言わないことです。この年齢の子どもが一番嫌う大人の言動は「分かりきったことをくどくど頭ごなしに言う」ことです。                                    次に、聞いていて重苦しくならないようにしたことです。聞いた後、気持ちが軽い、明るい方が理解されやすいです。3つ目は、「自分らにもできるんや」、という自信を持たせたかったことです。

そのために、震災の後の日本人の行動、協力、助け合い、ルールを守る等々のことを事例を交えて話しました。また、もっと身近で興味を持ちやすいこととして、男子もなでしこも日本サッカーの特長、組織的、協力することを紹介しました。震災時、震災後の日本人行動、日本サッカーの特長も、外国メデイアが取り上げており、それも付け加えました。             最後に、「みんなにもそのような力が潜在している」「いざとなれば、きっとその力が表に出てくる」ことを示唆しました。

ご意見、感想、質問がございましたら、HOMEのコンタクト、お問い合わせで送信して下さい。臨床心理士・元スクールカウンセラー 鈴 木 隆 一

 

 

 

 

 

 

 

 


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