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月別: 2019年10月

丹波里山便り 黄色オオスズメバチ対策続き

日本ミツバチの天敵である黄色オオスズメバチ対策で、ペットボトルを利用した方法をこの欄で紹介しました。さらに今回はネズミ取り用のシートを使用しました。黄色オオスズメバチの習性で、仲間が困っていると側に寄ることがあるそうです。それを利用して、ネズミ取り用の粘着シートに、網で捕まえたスズメバチを引っ付けて置きます。それを見た他のオオスズメバチが、シートに飛来しますと強力な粘着性で飛び立てません。

スズメバチの活動も11月までです。もう少しの辛抱なので、ミツバチにも頑張ってほしいものです。それにしてもスズメバチのために、一群れ逃去したのはおおきな痛手です。本来なら、間もなく採蜜出来ていた群でした。


黄色オオスズメバチ襲来 一群れ被害

スズメバチの中でも最もどう猛なのが、黄色オオスズメバチです。養蜂場に行けば必ず巣箱の掃除を兼ねて点検に回ります。

写真は、オオスズメバチが巣箱の中に入ろうとして、巣門の出入り口を大きくしているところです。鋭い口で入り口の木をかじっています。周りにも、7,8匹のスズメバチが飛び回っています。見回りに必ず持っています、昆虫採集用の網で捕まえ踏みつぶします。彼らも子育てのためでしょうが、被害を防ぐためやむを得ません。

いつもは勢いの良い群で、巣門からの出入りが活発ですのに、一匹も見当たりません。すでに逃げ去ったかと思いました。スズメバチを捕獲した後、巣箱を覗いたところ上部にかたまって群れていました。

早速、スズメバチが入れないように、金網を巣門にかぶせ周辺にスズメバチ捕獲用のペットボトルをつり下げました。

この巣箱から、10m程離れた巣箱はミツバチは1匹も見当たらず、巣板だけが空しく残っていました。おそらく、スズメバチを怖れて一群れ全てがに逃げ去ったのでしょう。4月から世話をし続けてきたのに、本当に残念です。近くの木の洞にでも、新しい巣を作ってくれていることを願うばかりです。

ミツバチを逃げ去るとき、今まで溜め込んだ蜜をお腹いっぱいに吸い取ります。従いまして、空の巣板だけが残ります。せめてのも思いと、巣板を切り取り蜜蝋に加工しました。

今後の「ぎゃらりー鈴」出展予定                                 ・10月12日(土) 伊丹宮前祭り 宮前通り                    ・10月14日(体育の日) 猪名野神社の市 伊丹猪名野神社             ・10月27日(日) 西宮神社てづくりサーカス 西宮神社(えべっさん)

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