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一緒に子育て 17 「子どもの食事について」

子どもの食事が問題になってずいぶん久しくなります。 「こしょく」という言葉で象徴されるように ・個食 ・孤食 ・小食がよく取り上げられます。

12年前、「知っていますか、子どもたちの食卓」という本が出版されました。誰と食べるか、何を食べるか、何かしながら食べるか等々詳細に調査され、大変センセーショナルに取り上げられました。

しかし、それだけ大きく問題になり、改善されたかというと、ますます深刻化しているのではないでしょうか。文部科学省、教委等の提唱で「早寝、早起き、朝ご飯」運動が行われていることもご存じの通りです。

依頼された講演会でもよくテーマになる問題ですし、スクールカウンセラー時代も担任の先生から相談された問題です。朝ご飯抜きや、食べてきても著しく偏った食事内容等でした。

そのときの感想ですが、私たちは理想的な朝食を基準にしすぎではないかという疑問です。 よく「一汁二菜」がいわれます。母親もフルタイムで働いていたり、シングルで子育てされている家庭には、無い物ねだりではないでしょうか。時には変則的な稼働時間もあります。

できそうもないことを目標にしたり、アドバイスするより、とにかく朝どんなものでも口に入れて登校することが現実的だと思いますし、家庭とも協力できることです。

稼働時間が変則的なお母さんに、冷蔵庫に菓子パンを買い置きし、子どもがそれを取り出し牛乳と一緒に食べることを提案したことがあります。

「知っていますか、子どもたちの食卓」の本でも、一杯のご飯と一杯のみそ汁を摂取すれば、午前中の活動に十分だとあります。みそ汁は、だしから作らなくてもインスタントがあります。一杯のご飯は、コンビニのおにぎりで十分です。子どもが火を使えるようになれば、また使えるように練習させ、お湯を沸かせばいいのです。

できていること、できやすいことからスタートし、徐々に改善すればいいのです。


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