工房がある丹波春日町の山には、ドラム缶の炭焼き窯を設置しています。本物の炭焼き窯で作られるような立派な炭はできませんが、そこそこの炭はできます。ギャラリーに並べています竹炭もこの窯で焼きました。冬場になってギャラリーでは火鉢を置いていますが、そこで使用する炭もこの窯で焼きました。
材料にする木や竹の乾燥度にもよりますが、一日あれば十分焼けます。煙突から出る煙の色や温度で、焚き口の火や空気の入れ具合を調整しますが、時には失敗もします。十分焼けてなかったり、消し炭のような炭が出来上がることもあります。山には、ヒノキを含めて雑木がふんだんにありますので、これらが燃料になることは嬉しいことです。
焚き口で燃料を燃やし、炭材が入っているドラム缶窯に温風を送っています。後方の煙突からは盛んに煙が出ています。