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里山便り 1 竹の子とイノシシ

 

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丹波市春日町に工房・山小屋をもっています。いわゆる里山に建てています。クヌギ、ツバキ、ヒノキ等々の木々がたくさん生えています。

その中には孟宗竹の竹やぶもあり、写真のように立派な竹の子が出てきます。今が旬で「雨後の竹の子」の言葉通り、雨の数日後はあちこちから沢山出てきます。

しかし、人間が見つける前にイノシシが食べてしまいます。私たちは土から出ていることで見つけますが、イノシシは臭いで土の中の竹の子を探り掘り起こします。竹やぶのあちこちにイノシシの掘った穴と竹の皮ががあります。イノシシのおこぼれを辛うじて収穫しています。

イノシシに負けじと、この冬に竹やぶの一部にネットを張りました。木も生えていない平地ならネットも張りやすいですが、斜面ですのでネット張りの作業も大変でした。ネットのおかげでいくらかは収穫でき、ご近所やギャラリーのお客さんにもプレゼントしています。

この時期、自然からいろいろなプレゼントがあります。一番早いのがフキノトウです。ワラビも出はじめました。タラの芽も親指くらいになっています。

今、里山と周辺の田んぼや畑は、イノシシとシカから作物を守るのに大きな労力を費やしています。本当に大変です。

これら山菜を希望されるなら、予め連絡いただきましたらギャラリーでお渡しできますので、ご一報下さい。

 


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