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月別: 2013年6月

一緒に子育て 33  番外 歩き遍路 人間、歩けるもんや

6月3日から8泊で四国88ヶ所遍路を歩いてきました。今回は、高知県四万十市(旧中村市)から愛媛県松山市まで歩きました。スタートはJR中村駅からバスで30分ほどの市ノ瀬バス停でした。初日は、午後からでしたので15キロの距離ですが、2日目以降はコンスタントに30キロ前後を歩きました。

札所でいえば、高知県最後の39番延光寺から松山市内の51番石手寺までです。中村、宇和島、大洲、内子、久万高原町、松山と歴史や文化で興味のある町々を歩き抜けました。

早めに宿に着き、脚が棒になっていなければ、古い町並みを散策することもありますが、たいがいは入浴、ビール、夕食、就寝となってしまいます。

私は、自分の経験と少しのこだわりから、歩くことや獲物(魚介類、木の実、山菜等)を自分でとって食べる等、人間の本能性は、どんなに社会が近代化されても残しておきたいものと考えています。

30キロを歩くことが、今の世の中では稀かも分かりませんが、私たちの2世代、3世代前までは交通機関が不十分で、バス、車、電車に乗ることが稀でした。縄文の頃から人間をやっていることを考えれば、こんなに歩かなくなったのはほんの少し前からで、私たちには歩くという潜在力を持っているはずです。

今年のNHK大河ドラマは幕末の京都、江戸、会津が舞台です。東海道、京都から江戸までは492キロです。当時の人々はそれを14日から15日間かけて旅をしたそうです。

大体、1日30キロ強程度で、今回の私の歩きとほぼ一緒です。

近々、ある小学校の5年生対象に講話を依頼されています。この話をして、子どもたちがどんな反応をするか楽しみにしています。

ご意見、感想、質問がございましたら、HOMEのコンタクトかお問い合わせで送信して下さい。

臨床心理士・元スクールカウンセラー  鈴 木 隆 一


一緒に子育て 32 乳がん治療A子さん その3 ピアサポート再度

A子さんは3回目の抗がん剤投与も終え、順調に治療が進んでいます。抗がん剤投与の影響による気分の悪さや頭髪が抜けるのも、家族や友人のサポートを受け、上手に克服されています。

頭髪が抜けることは想定内のこととはいえ、辛い気持ちだったことでしょう。しかし、A子さんは持ち前の明るさと積極性でまわり、特に自分の子どもや自分も暗い気分にさせることなく、ユーモアを持って対応されています。これもまわりからのサポートが確実であるからこそ出来るのでしょう。

一緒に子育て29 A子さんその1で触れました、ピアサポートのことですが、A子さんはまさにその渦中にいると思われます。

A子さんは、身体的なハンディを持っています。通常、そのハンディのため社会的場面を控え気味になったり、友人関係も消極的になります。しかし、A子さんはそのハンディに関係なく、いろいろな場面で前向きで積極的です。例えば、子どもさんの所属する運動クラブの世話役も引き受けたり、学校の諸活動にも積極的に参加されています。そのことで、周辺の人たち、特に子育て中のお母さん方も彼女のハンディを理解し、ごく普通に友人関係をとれています。

すなわち子育てしている者同士の輪が広がっています。

ピアサポートは、このような関係性が基盤になります。

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臨床心理士 元スクールカウンセラー 鈴 木 隆 一


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