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月別: 2019年7月

丹波里山便り 日本ミツバチ採蜜

日本ミツバチの養蜂で、横長箱形式と重箱形式の箱を使用しています。写真は重箱形式で巣板が伸びてきたら、順次下に継ぎ足します。一般に4っ継ぎ足し巣板が一杯になれば、一番上をはずして蜜を採ります。

本来は秋の採蜜が最適ですが、今回下まで巣板が伸びてきたので、最上段をはずしました。写真ははずした後の2段目ですが、2段目にもこのように蜜が一杯貯まった巣板が見えます。一番下には新しい箱を置きます。

はずした最上段から蜜を採りましたところ、約2.5kの蜜を収穫しました。


一緒に子育て 97 心の敏感性

過去のこのブログでも、いろいろな研修会でも「気持ちのナイーブ、繊細さ等の」言葉で、ある子どもの心理的な特性に触れたことがあります。また、敏感性といえば、発達障がいの方々の感覚の敏感性もよく述べてことがあります。

前者の繊細、ナイーブとほぼ同義語になりますが、「心の敏感性」の言葉を使用して子どもの心理に触れたいと思います。                         ある会合で、不登校児のお母さんが、自分は夫の暴力的言動に言い返すことなく、唯々諾々と従っていた。反発しても受け入れてくれない、従っておればその内平和になることが多く、自分だけ我慢すれば納まることの繰り返しでした。

その様子を物心ついた頃から見ていた長女が、何かと父親に反抗するようになったそうです。今から振り返れば、娘が母親に成り代わり、自己主張しない母親をもどかしく思った子どものとった行動ではないか、と推測されていました。同感です。子どもは、母親の内面の哀しさを読み取っていたのです。

また、この子どもは一度会った大人の言動から、本音か建前かを見抜き、親にそのことを話していたそうです。このように他者の心に敏感な子どもは、自分の心にも敏感です。他者なら何となく見逃せる、我慢できる周りからのマイナスのメッセージも敏感に感じ取り、それだけダメージも大きくなります。生活がしんどくなります。この子どもさんもそれらが重なったのか、不登校傾向になりました。

母親が自己主張し、生活を楽しめれば本人も気を遣う必要がなく、安心して家族に包まれることでしょう。

臨床心理士・元スクールカウンセラー  鈴 木 隆 一

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丹波里山便り 日本ミツバチの大敵 スズメバチ

日本ミツバチに危害を加える生き物がいろいろいますが、一番の大敵はスズメバチです。この頃から巣箱の周りを飛び回り、ミツバチを襲います。巣門に入らないように工夫をしますが、このように巣箱近くに、ペットボトルを利用したスズメバチ取り器を置きます。ペットボトルの中には、焼酎、砂糖、ジュース、酢を混ぜた液を入れます。その匂いにつられてペットボトルに入れば、出られません。

見つければ網でもとりますが、刺されることが怖くて恐る恐るです。スズメバチが巣箱に近づくと、巣門にいるハチたちが威嚇の動きをします。


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