6月23日に我が山に置いた日本ミツバチの箱ですが、写真のように活発に活動しています。出入りの様子を見ていますと、帰ってくるハチの後ろ足に黄色い小さな玉が着いています。これは花粉です。写真では確認できませんが、何の花の花粉でしょうか。今頃花はあんまり咲いていませんが、どこまで飛んでいるのでしょうか。目をこらしますが、巣箱から飛び立つと目で追うことは出来ません。
巣箱は西向きですので、西日がきつく手前に朝顔を植えて、少しでもい日よけになるように工夫をしています。
カテゴリー: 丹波里山便り
以前、日本ミツバチのことを取り上げました。西洋ミツバチの蜂蜜は各所で販売され、よく買い求め美味しくいただいていました。自分でも飼ってみたいと思っていました。 知人が日本ミツバチを飼っており、彼からのアドバイスで自然界の日本ミツバチを集めるべく、箱を作り適当な場所を選定し、誘導に適当なランを育て開花させ、側に置き待っていましたが箱には入ってくれませんでした。
そこで、その知人から写真のようにすでにハチが入っている箱を譲り受け、6月23日に私の山に置きました。写真では見にくいですが一番下の隙間からハチが出入りしています。蜜を運んでくれているのでしょうか、見飽きることはありません。
蜂蜜を収穫出来る日が楽しみです。
私の持山は、丹波市春日町の柚津というところにあります。山は車も通れる道に面しています。交通量は多いとは言えませんが、住民の方々の畑作業の軽トラックや、近隣の養鶏場への運搬車などが通ります。写真の場所はその道から約50mとるほど奥へ入ったところです。 今年の5月に、サクランボの苗を植えました。念のためネットで防いでいましたが、見ての通り新しい葉が鹿に食べられてしまい、まるで枝が青い棒のようになりました。この山には相当以前にヒノキが植林され(いわゆる人工林)、暗い山でしたがそれらを少しずつ伐採し、その後に栗、桜、三つ葉つつじ、クルミ、柿等の落葉樹を植えました。それらも鹿の被害から守るため、ネットでぐるりと囲みます。斜面ですのでその作業がなかなか大変です。
このサクランボにもネットを張り直しました。鹿以外にイノシシもタケノコシーズンにはお出ましになります。
自然の恩恵の一つに蜂蜜があります。以前から興味がありましたが、大変手間がかかりそうなので手が出しにくかったです。知人からの勧めもあり今回チャレンジしました。私たちが日常口にするのは西洋ミツバチの蜂蜜です。日本にも在来のみつばちが住んでおり、写真のような仕掛けで自然に入り込んでくれるのを待つわけです。
日本ミツバチは木の空洞などに巣を作るそうです。自然に入り込んでくれるには一工夫がいります。写真には葱坊主になったネギを置いています。また箱の側に金稜辺というランの鉢をおいています。どちらも日本ミツバチをおびき寄せる臭いを持っているそうです。このような状態で自然に入り込んでくるのを待つわけですが、大変心許ない気分でもあります。
まあ、しばらくは待つことにしますが、ある時期を過ぎ入り込んでくれなければミツバチの群峰を手に入れたいと思っています。
新しいチャレンジです。また、経過をお知らせいたします。
7,8年前に鉢伏でワラビ採りに行った時、試しに根っこごと採って帰り、丹波の私の山に移植したところ、根付いて毎年このように出てくれるようになりました。もともと山菜採りが好きでワラビ狩りに出かけていましたが、数年前から自分山でたっぷり収穫できます。4月13日にはバケツ一杯も採れ知り合いにプレゼントしました。
またこの時期には、タケノコも採れ山からの恵みに感謝です。タケノコは、イノシシの好物でまだ地表に見えない一番美味しい時期に、先を越されます。深さ30センチほどの穴があちこちにあります。数年前に竹やぶの一部にネットを張り対策をしています。
タラの芽、コシアブラと山菜が続きます。山で過ごすのが一番楽しい時期です。
平成28年1月24日の写真です。私の山小屋・工房は、兵庫県丹波市春日町柚津にあります。一般道から40mほど入ったところの建てました。この日はこの冬一番の寒波で予報通り降雪がありました。およそ6センチほど積もっていました。前日から小屋に泊まり、木ろくろで器を削っていましたが、晩の寒さはやはり相当なものでした。
しかし、2枚目の写真のように小屋内には大型の薪ストーブを設置しています。薪は、チェンソーで切ったり斧で割れば無尽蔵にありますので、ガンガン薪を燃やせます。もともと、薪ストーブにあこがれており、小屋を建てたのも薪ストーブを置きたかったからです。
作業終了後は、ストーブの前でちびりちびりとウィスキィーをなめながら、好きな本を読むのが至福の時です。晩は物音一つしません。
獣は、シカ、イノシシ、タヌキがおります。シカは、糞があちこち散らばっています。イノシシは、タケノコの被害ですぐ分かります。タヌキは数年前に子ダヌキを見かけました。 次の山での作業は、シイタケとナメタケの菌植えです。