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丹波里山便り 薪割り、爽快

ヒノキの丸太を斧で割っています。薪ストーブの役割も終わりになりかけています。冬、小屋に泊まり滞在しますと、燃料の薪は相当量が必要です。手間さえかければ、潤沢に薪は用意できます。その手間がこのような薪割りです。山にはヒノキ、雑木がたくさん生えておりチェンソーで伐採して、適当な長さに切ってここまで下ろします。斜面に生えていますので、下まで下ろすのに一苦労します。

しかし、薪ストーブの快適さは、その苦労を吹き飛ばしてくれます。エアコンでない特有の暖かさはひと味違います。特に、氷が張るような寒さの晩、ストーブの前で一杯やりながらの読書は、至福の時です。

友人たちが来たとき、一番夢中になったものがこの薪割りでした。

蕗のとうも出てきました。いよいよ春本番です。

手づくり展の出店予定                                  ・3月17日(日) 伊丹 猪名野神社                            ・3月24日(日) 西宮 えべっさん(西宮神社)

送信は、yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jp でお願いします。


一緒に子育て 97 大人との愛着関係が少なかった子どもたち

先日、愛着障害に関係する講演会に参加しました。その中でいろいろ共感することがありましたので、私の経験も交え少し述べたいと思います。

先ず、講演会の講師ですが、福井大学こころの発達研究センターの友田明美教授でした。著書もあり最近ではメディアでも取り上げられています。友田教授によれば虐待や親・養育者から不適切な養育を受けることにより、反応性愛着障害の症状を起こす。結果的に、健全な人間関係が結べない、達成感への喜びが低い、やる気や意欲も起こさない等々の問題を抱えます。「褒めても響かない」の言葉で表せます。まるで、自閉性をベースにした発達障がいの人たちが持っている特徴と類似します。

私が保護司として関わった19歳の男性を例にとります。彼は、保護観察中守らなければならない遵守事項、「仕事を続ける」をきちっと守り、決められた保護観察の期限を待たず良好解除になりました。本人が特定できないように紹介したいと思います。

四国である事件を起こし少年院送致の審判を受けました。少年院を出てから私との関係が始まりました。通常、少年院を出るとき、身元引受人は親を指定することが多いです。しかし彼は親を指定せず、職親を指定しました。彼に関する書類には、親からの虐待がひどく本人から親を拒否したとのことです。これは相当の虐待を受けたことが想像できます。

私宅で初めての面談の時です。どの対象者にもするようにお茶を出しました。「猫舌で熱いものが飲めないのに、なんでこんなお茶を出すのか」、と怒りの発言がありました。その後も定期的に面談を続けましたが、最後まで親和的な雰囲気を作れず、人を拒否する状況が続きました。

通常、義務的で面白くない面談であっても、回を重ねるに従いお互いの人間性も理解して、また常識的な感性で、挨拶やお愛想をするものですが、彼にはそのような人間関係の潤滑油が全く見られませんでした。人間不信が大きかったのでしょうか。

この状況は、まさしく虐待が彼の心を奪ったものです。親や養育者に完全に依存でき、完全に守られる状況になく、反対に依存や守りの反対の環境におかれていたのです。

この状況は、友田教授に寄れば、脳もさえ傷つけるそうです。

依存できる、完全に守ってくれる人の存在を彼が感じることで、長い時間の経過があれば修復できますが、本当に心配な事例でした。期限前に良好解除をする手続きを終え、通知書を渡し、「よく仕事を継続できたね」、とプラスのメッセージを送っても、まさに「褒めても響かぬ」の様子でした。

幸い、仕事を続けている、雇い主からは信頼されている、という実生活の中で自己肯定感が生まれる状況があることが大きな救いで、今後人を信頼できる感性が育ってくれることを願うばかりです。

子育ての中で、少々失敗や抜けたことがあっても、愛着関係を促進する抱っこ、おんぶ、なでる等々のいわゆるスキンシップと、笑顔、声かけさえあれば、たいした失敗にはなりません。

臨床心理士・元スクールカウンセラー  鈴 木 隆 一

ご意見、感想、質問等がありましたら yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jp で送信して下さい。


丹波里山便り シイタケ、ナメタケの菌植え

シイタケ菌の種800個、ナメタケ菌の種400個をナラ、桜の原木に打ち込みました。原木は35本ほどありました。ちょっとした作業量でした。自分の山でクヌギの木を伐採して、原木に使用していた時がありましたが、木が高くなりすぎていたり伐採しにくい所にあったりして、最近は購入しています。

面倒な作業ですが、ふた夏過ぎれば写真のように収穫できます。まさに原木シイタケ、ナメタケです。

毎年この作業をしていますので、欠かすことなく収穫できます。この時期、雨が降り温度が上がるとみるみる成長します。塩をふって焼くシンプルな味が私の好みです。


一緒に子育て 96 折角、大人に訴えたのに

またまた痛ましい事件が起こりました。小学校4年生女児が親からの虐待で死去しました。誠に残念無念としかいいようがありません。報道に寄れば、以前にも虐待で一時保護されていました。それにも関わらず防げなかったのは関係者の怠慢でしかありません。

識者はマスコミはいろいろ意見を披瀝しています。児童相談所の職員不足が不足しているとか、関係機関の連携が不備だとか、いつもこのような事件が起こる度に言われていることです。今回、児童相談所の職員配置が潤沢であれば、果たして防げたでしょうか。私はそのようには思えません。

一番の要因は、彼女が折角親からの虐待を大人に訴えたのに、聞いた側の大人がどれだけ真剣に、気持ちを寄せて受け取ったかが問題です。親から虐待を受けていることを他者に訴えることは、もの凄く勇気が要ることです。彼女がどんな気持ちで作文に書いたのか、知った大人の感度が鈍いとしかいいようがありません。通常家の中の恥を子どもなりに隠し、外に漏らしません。限度を超えた辛さが彼女にあったのです。

その辺りの心理的な機微を何故大人は察知しなかったのでしょうか。子どもが置かれたもの凄い辛さに共感できれば、学校職員でも、児相職員でも必死で動くのではないでしょうか。職員不足連携不足の前に、私は共感度の不足と断定します。

また、彼女は母親の実家に行っているので学校を休ませる、と親からの連絡があったとか。この不自然さを見過ごすのも感度不足でしょう。「何でやろ、おかしいな」と何故思わなかったのか。登校もしないで寂しい思いをしてるのではないかと、気持ちを寄せ次の行動に何故移らなかったのかの疑問も起こります。現地の教育委員会や児童相談所に問い合わせもできたことでしょう。

もの凄い勇気を振り絞って折角訴えたのに、応えることができなかった責任は大きいと思います。

DVを受けて正当な判断を失っていた母親のことと、父親が何故そこまで暴力や虐待を繰り返したのかは、別な視点から分析が必要かと思います。

臨床心理士・元スクールカウンセラー  鈴 木 隆 一

ご意見や質問は、 yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jp でお寄せ下さい。


丹波里山便り 積雪

1月17日から2泊して小屋で過ごしました。外での作業はできませんが、小屋内でミツバチ箱と器作りをしました。

きれいな雪景色でした。屋根の煙突から煙が出ていますが、私自慢の薪ストーブからの煙です。薪は潤沢にありますので、小屋内は寒さ知らずで睡眠も快適です。ストーブの前で一杯やりながら本を読むのが至福の時間ですが、飲み過ぎを気をつけています。

手づくり展出店予定                                     2月24日(日) 西宮神社てづくりサーカス                      3月17日(日) 伊丹猪名野神社の市     お待ちしています。

連絡は、鈴木隆一 yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jp でお願いします。

 


一緒に子育て 95 いじめについて 大人の本気が大事

前回、いじめへの対応の一つに「癒やしの効果」を取り上げました。今回は大人の本気度について触れます。

いじめから重篤な事案になる経過の中で、「なんでもっと早くいじめ被害を訴えなかったのか」がよくあります。その原因はいろいろ推測できますが、その一つに「大人に言っても軽く見られるか、たいしたことをしてくれない」があります。確かに、子どもや親から相談があっても忙しさに紛れたり、当事者ほどの緊迫感がなくて対応が後手になりがちです。加害者側もその状況を見ています。

私はスクールカウンセラー時代、保護者からいじめについて相談を受けた場合、担任に「何時、どのような対策をしてくれるのか。その結果を教えてくれるように」を失礼にならないように確かめることを勧めていました。

大人の具体的な真剣な「すぐ動く」様子を、被害者側も加害者側も見るのと、反対の大人の様子を見るのとでは、子どもたちに与える影響は大違いです。

「親や先生はすぐ動いてくれるんや」の姿を示したいものです。


昔ながらのお餅つき

新年明けまして、おめでとうございます。

平成の元号もあとわずかになりました。我が家でも平成最後のお餅つきを昨年末に行いました。すでに40年以上続けています。子供会等の団体では臼と杵のお餅つきは行われていますが、個人宅では余り例を見ないのではないかと自負しています。

確かに、準備と後片付け、道具の置き場等を考えれば、面倒くさいものです。しかし最初からそれを覚悟で行えば、それほどのものでもないと考えています。幸い、丹波の里山からお米を蒸すための薪は十分にまかなえます。写真には写っていませんが、それ用のかまどで火をたきせいろでお米を蒸しています。

川柳に「やってたな 家族総出の 大掃除」があります。一年を通して家族揃っての行事が少なくなってきました。個人個人の興味、体験が外に向かっています。しかしそんな中でも年末年始は辛うじて、家族が一緒になって同じ空間で同じことを行う数少ない機会だと思います。

大切にしたいと思います。

連絡等は yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jp で発信して下さい。 鈴木隆一


一緒に子育て 94 いじめについて 部活での人間関係

いじめについては過去、このブログでも数回取り上げました.。今回は最近参加したいじめ対策に関する会合から感想を述べます。

最初に、「いじめをなくす」「いじめ撲滅」等のスローガンがあります。現在教育委員会等の公的見解では、ケンカもいじめに属する、と言われています。重篤な状況に陥らないためには、軽微なうちから対策をする必要があります。先程のスローガンに戻りますが、学校、職場等々の不特定多数の人間が集まる場所においては、人間関係のトラブル、諍い、反発、反感は避けられないもです。従いまして、集団生活の中ではいじめ的な人間関係はあって当然ではないでしょうか。

私は、スローガンとしてのいじめ撲滅は当然ですが、より大事なのは迅速な対応といじめ被害者への寄り添いだと思います。昔からいじめはあっとして見過ごす間違いが過去にありました。確かにその一面はありますが、現在は過去にあった「癒やしの人間関係」が少なくなったと思われます。諍いの人間関係、傷つく人間関係は増えた反面、癒やしの人間関係が減ったのではないでしょうか。例えば、祖父母や叔父伯母の存在、また近所のおばちゃんの癒やし効果も減っています。

参加した会合でも当事者の中学生の声として、いじめ場面で被害者側を守る行動は、自分もいじめられる側になりはしないか、との心配でほとんど不可能とのことでした。今の中学生は「ええかっこ、目立つ行動」を嫌います。良く理解できる心境です。私は、中学校での講話で「その場面では介入や味方はできなくても、その場面が納まった後被害者の友だちに声をかけるのはできるやろ。自分がいじめられた後、味方がいることが分かれば、どんなに心強いか分かるやろ」と話します。この話には、うなずきが多いです。まさに、癒やしの人間関係です。

部活、特に運動部では叱咤激励か、指導か、いじめかの境の人間関係がよくあります。この場面でも先程の「癒やし効果」は有効です。特に部活指導者は、叱咤激励に強い子か、叱咤激励に傷つきやすい子なのかを良く見極め、部活終了後声かけをしてやる必要があります。傷ついている子にすれば、その一言はどんなに心強いことでしょう。

人間は、特に友だち関係に気を遣い、傷つきやすい思春期の子どもは、自分をよく見てくれている、味方をしてくれる他者の存在があれば、困難な状況を自分で克服もできるのです。

臨床心理士・元スクールカウンセラー  鈴 木 隆 一

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西宮神社手づくり市 好天に恵まれる

11月24日(土曜日)、西宮神社(えべっさん)の手づくり市に出店しました。何カ所かのクラフト展手づくり市に参加していますが、西宮神社は自宅から比較的近いところです。境内に出店しますが、大きな松の木が覆い被さるように茂っており、適度な陰を作ってくれ快適な場所です。

今回は、写真のように七五三のお参りと重なり、それらしい服装の人たちが多かったです。

ぎゃらりー鈴のメーンの作品である漆器も数店売れ嬉しいことでした。リピーターのお客さんで家で使用している漆器がくすんできたので、修理をしてくれとの依頼がありました。喜んでお受けしました。

今後の出店予定                                      ・12月17日(月) 猪名野神社の市 伊丹市猪名野神社                  ・12月23日  (日)  西宮神社てづくりサーカス 西宮神社

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丹波里山便り 日本ミツバチ冬の蜜源

ミツバチの飼育には、周辺に蜜源になる植物がどれだけあるかが気になります。これから冬にかけては大変気がかりです。

私の山には元々ヒノキが多いのですが、それを伐採し日当たりをよくして桜、栗、ブルーベリー、クルミ、ミカン、柿等々を植樹しました。十分な大きさに育っていない木々もありますが、栗やブルーベリーはそこそこ収穫ができています。

写真は、この時期に花をつける数少ないビワです。今年から花をつけ早速ミツバチが訪れています。他にはお茶の木が元々生えており、今白い花をつけています。そこにもミツバチが訪れています。

今まで、ビワやお茶の花に関心がなかったですが、今では日本ミツバチの大事な蜜源で周りのササや草を切り大事にしています。

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