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恒例のお餅つき

12月30日、我が家恒例のお餅つきの日です。家族、友人が集い18kの餅米をつきました。写真のように昔ながらの臼と杵でつきました。お米も薪の火力で蒸しました。赤い炎は気分を安らがせてくれます。蒸したての餅米は大変美味しく、みんなも好んで食べます。


丹波里山だより 大雪

12月中旬、寒波襲来の予報通り、雪が降りました。根雪になるほどでなく翌日はずいぶんと溶けましたが、久しぶりの銀世界は幻想的でした。この日は広報の後方の小屋に泊まりました。薪ストーブをガンガン焚き、快適なストーブライフを楽しみました。

手づくり市出店のお知ら                                   ・1月30日(日)10~16時 西宮神社                           ・2月20日(日)10~16時 西宮神社

ご来店お待ちしています。蜜蝋クリーム、日本ミツバチ蜂蜜も用意できています。


丹波里山だより 山も冬模様

12月初旬の景色です。山には、大きなクヌギの木があります。このように紅葉して散り始めています。木下には落ち葉がいっぱいで歩くとかさかさと音がします。

手前の葉のない木は桜です。すっかり葉っぱを落とし来年の準備をしています。寒いので日本ミツバチは、巣から出るのが昼頃です。今蜜源になる花は皇帝ダリヤ、キングひまわり、ビワ、お茶の木等です。無事冬越しをしてくれることを祈るばかりですす。

次回手作り市の出店は、次の通りです。どうぞお越しください。

令和4年1月30日(日)10~16時 西宮神社

 

 

 


丹波里山だより シイタケ

たたん

毎年、2月頃にシイタケとなめたけの菌をクヌギや楢の木に植え込みます。二夏過ぎれば このようにシイタケが出てきます。

一度に沢山採れますので、知り合いに分けたり干したりしています。菌を植えれば後は待つだけですが、この場所をイノシシが掘り返してミミズを捕ります。そうなれば折角並べた木が倒されめちゃめちゃになります。つい先日もそのような状況になり、並べ直かかりました。

木は3,4年で腐食します。そこにミミズが発生するようです。土が肥えているのでしょうか。


蜂蜜、蜜蝋クリーム好評

秋晴れの晴天のもと、11月13,14日に明石城公園で開催された手づくり市に出店しました。まだお客さんが来る前の写真ですが、日本ミツバチからの贈り物として、蜂蜜と蜜蝋クリームを並べました。

リピーターのお客さんを含めて大変好評で完売しました。

日本ミツバチの蜂蜜は、大変珍しく市販はほとんどされていません。試食していただくと多くの方が他の蜂蜜と味が違うと好評です。普段から蜂蜜を食べておられる方も、国内産は全て日本ミツバチからとれた蜂蜜と勘違いされています。日本の養蜂家は100%近くが、明治時代に入ってきた西洋ミツバチを飼育してそれから採蜜されています。

日本ミツバチを飼っている者は、趣味の世界か、環境問題に興味を持つ一部の者です。日本の里山は杉やヒノキの人工林が占めており暗い林になっています。その分、広葉樹や落葉樹が少なくなり、本来の森になっていません。

花や実をつける健全な森に日本ミツバチが生息できます。


一緒に子育て 発達障がい児の不登校

先日、6年生男子児童のことで,母親から相談を受けました。3年生の時、自閉症スペクトラムの診断を受けている子どもさんが、登校を渋っているとのことでした。

そのことで過去に受けた相談事例を思い出しました。やはり小学校高学年の男子児童で登校を嫌がっていました。仮A君とします。A君も発達障がいで、特別支援学級に在籍していますが、そこでのクラスメートの関係や担任の先生からの叱責を怖がっていました。おそらく他の在籍児童なら耐えられるレベルの叱責かも分かりませんがかも分かりませんが、A君は感覚過敏なところがあり、心理的にも繊細で、少しの不安も大きくとらえるところがあります。その上、その不安を言葉で表現す君の特性から君の特性から苦手です。

クラスでの人間関係や,先生からの叱責で感じたストレスを内面にため込んだ結果不登校傾向になりました。

言語表現が苦手なA君は、不登校という形でストレスを表現しました。また、同時に過食という食行動の異常を呈しました。過食という行動まで出したA君の内面の不安や葛藤は大変大きかったもと思われます。言語表現が苦手なA君の内面に感度鋭く迫ってあげたかったものです。

本来、A君の心理特性や行動特性を身近な人間、担任の先生は熟知した上で対応しなければならないのにそれが不十分だったと思いました。

発達障がいが一時的なものとすれば、不登校は二次的な障がいなります。二次的な障がいは防がなければなりません。


丹波里山だより オオスズメバチ来襲

ミツバチの出入り口(巣門)辺りに黄色オオスズメバチが群がっています。予め写真のようにネットを二重にして巣門を守っていますが、中にはネットをくぐって巣門に近づくスズメバチもいます。巣門はミツバチが入れる位の高さにしていますが、このハチは強い口で巣門の上部を食いちぎり、巣の中に入り込むこともあります。入り込まれたらミツバチたちは逃げ去ることもあります。

幸い見かけたときは、ネットの外でしたので昆虫採集用の網で捕まえて踏みつぶします。スズメバチも自分たちの子育てで餌を取っていますが、ミツバチを飼育している立場からはやむを得ません。

このようにスズメバチに来襲されると、ミツバチはしばらくの間、外には出てきません。従いまして集蜜作業もストップします。

今シーズンは、例年以上にスズメバチが多いです。

スズメバチ以上に心配なのは、月輪熊です。昨年は11月の初めに襲われました。今年は電気柵を巣箱の周りに張り巡らしていますが、不安でたまりません。無事に冬眠の季節になって欲しいものです。


丹波里山便り 鹿の被害

丹波の山には、タケノコ、栗、ミョウガ、コシアブラ、、ワラビ、ウド等が生え季節季節の味を楽しむことが出来ます。

写真は、ミョウガですがこのように先の葉っぱが見事に食い荒らされています。これは鹿の仕業です。鹿特有の糞が山のあちこちに落ちています。栗や果実の木を植えても新芽をすぐ食べられますので、周囲にネットを張り鹿が植えた木に近づけないようにしています。

今までミョウガの被害はありませんでした。過去イノシシにはタケノコ、月の輪熊には日本ミツバチの被害を受けていますが、人里に近い里山に人間が入らなくなって、獣と人間の境目が無くなったのが、原因だと思っています。

里山がほとんど放置され荒れてきており、今後ますます獣が人里に出没することになるのと思います。

山ふもとに近い田んぼ畑は、背の高いネットや電気柵を張り巡らし、その対策と維持に大変な労力と出費が必要です。

被害に遭えば、ミョウガどころではありません。


丹波里山便り クヌギに集まる虫たち

丹波春日の山には、クヌギの大木があります。その木から樹液が漏れており、その樹液にいろいろな虫たちが集まります。樹液は虫たちの餌になっています。

写真中央には、クワガタの雄雌、右の方にはカブトムシの雌でしょうか。右下には、黄色オオスズメバチもいます。スズメバチは日本ミツバチの天敵で見つけ次第駆除しています。

特にオオスズメバチは、蜂の出入り用の隙間を食い破り巣箱の中まで侵入します。そうなると、蜂たちは巣箱から逃げ出し、養蜂家にとれば大きなダメージです。

巣箱の前にネットを張って、スズメバチの侵入を防ぐ手段をとっています。昨年はスズメバチに侵入され、一群れ逃げられました。


丹波里山便り 日本の蜂蜜について

ニホンミツバチの養蜂用の巣箱はいろいろありますが、私は通常重箱と言われる巣箱を使用しています。写真は、一番下からレンズを上に向けて写したものです。巣が見えないびっしりと蜂が屯しており、大変勢いのある群れです。

今春取り込んだ蜂は、密集め花粉集めが盛んで、例年以上に巣が伸びて7月初めに採密をしました。早速、7月17日に開催された西宮神社の手づくり市に出しました。多くのお客さんに買っていただきました。

その折り、日本ミツバチの蜂蜜の説明をしますが、国産蜂蜜は全て日本ミツバチから採ったものと思われている方が居られました。日本で養蜂されているほとんどの方は西洋ミツバチを飼育しその巣から蜜を採集しています。西洋ミツバチの方が蜜を集める力が日本ミツバチに比べて、圧倒的にに優れており、日本の養蜂家は明治の初めに西洋ミツバチに切り替えました。従いまして、国産イコール日本ミツバチではないのです。

養蜂家が減少して、輸入が増えています。日本古来の日本ミツバチを飼う人の少なくなっています。日本ミツバチが飛び交うことはその地域の自然が健全だと言われています。

「日本ミツバチが日本の農業を救う」の本から引用します。日本ミツバチの蜂蜜は年に1回採集するので様々な花の蜜が混じり百花蜜と呼ばれる。そのため、日本ミツバチの蜂蜜には、西洋ミツバチにはない芳香な味がする。また、各種ミネラルの含有量も高く、胃や肝臓に対する薬効もある。

このような特徴があり、手に入りにくい日本ミツバチの蜂蜜をどうぞ味わってください。


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