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一緒に子育て 105 こだわりを考える

わたしは、過去の経験、キャリアを生かしてボランティア活動をしています。その一つに犯罪者支援活動があります。非行や犯罪によって被害者及び家族は、生活を始め心理的にも大きな痛手を受けます。それらの方々を、具体面、心理面でサポートする活動です。

先日、全く理不尽な運転により亡くなられた事案の裁判を傍聴しました。30歳代の男性がその事故で死亡しました。そのご両親・姉が傍聴席におられました。私たちボランティアは、そのご家族をサポートするため、一緒に傍聴席に同席しました。普段経験することの無い裁判という場面に、少しでも安心していただくためもあります。

加害者も事故を自分の責任と認めており、後は刑期ををどうするかが論点のようでした。加害者は批判去るべきでその責任を懲役という形でとらなければなりません。

ここで見出しのこだわりのこですが、被告席にいる加害者の様子と、事故に至った経緯、運転の様子が気になりました。加害者を弁護するのではなく、発達障害傾向の人たちが持つ特性です、

亡くなった方の家族が意見陳述をします。本当に同情すべき内容です。それを聞いている加害者家族、妻・両親は深く頭をたれ、涙を流しています。ところが、加害者当事者は表情を変えること無く、感情が動いているのさえ不明の姿でした。また、事故に至った経緯ですが、どこの家庭にもあるような家族間のトラブルでした。加害者(40歳前くらい)は、そのストレス解消のため、早朝に車をとばしたのです。そのスピードは100kを超えていました。散歩をしていた被害者をはねたのです。

私が思うのは、その程度のストレスを解消するのに、そんな行動しかなかったのか、ということです。一度思い込んだストレス意識は、その被害意識を一層高めるのです。更にストレスの解消には、他にいろいろな方法、例えば同僚に愚痴を言う、居酒屋で酒を飲む、パチンコをする等々、一般ならいろいろあります。

そのようなことを総合すると、彼は発達障がい傾向の特性の一つである、こだわりがあったのではないかということです。

一つのことを思い込むと、なかなかそこから抜けきることが困難、その思い込みの被害・ストレスの解消も、複数から選択するのではなく一つしか無いのです。彼は時間に関わりなく猛スピードの運転に至ったようです。

子どもに関わる私たちは、出来るだけ早く子どもストレスに気づき、その解消の手立て(物や人に当たるのではない)を示してあげる必要があります。一番妥当なのは表現することです。言葉での表現が困難なら遊びや身体を動かすこと、好きな趣味を一緒にする等々です。

本当に一緒に考えたいことでした。

臨床心理士・元スクールカウンセラー 鈴木隆一

ご意見・質問・感想は、yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jp で送信して下さい。

 


丹波里山便り 菊芋と日本ミツバチ

この花は菊芋の花です。地中に芋が生育し食べると血圧を下げる、と言われています。花もこのようにきれいに咲きます。

この花に日本ミツバチが訪れます。花粉を集めるのか、蜜を吸うのか盛んに集まってきます。この時期、蜜源になる花が少なく貴重な植物です。日本ミツバチを飼育していると、養蜂場や近辺に蜜源になる花があるかどうかが、いつも気なります。


一緒に子育て 15歳少年、女性刺殺事件に思う

先日、福岡の大型商業施設で15歳の少年が、21歳の女性を刃物で刺殺した事件がマスコミで大きく報道されています。報道によりますと、少年は、少年院を仮退院後、定められた住居である更生保護施設を無断で抜け出していました。

少年院仮退院とは、家庭裁判所で少年院送致の審判決定後、少年院に送致されますが、おおよそ1年程度で仮退院が許可されます。その後保護観察に移ります。保護観察を受ける中で、守るべき2,3の遵守事項(例えば、仕事に就く、学校へ通う、再非行につながるような場所へ行かない・人と付き合わない等)を守り、定期的に担当の保護司宅へ行き、生活状況を報告する等を続けていれば、審査の後保護観察が解除され、晴れて本退院となります。その後、生活を束縛されることもなく通常通り社会生活を送れます。多くの場合、保護観察も1年位で終了します。

仮退院の条件の中に、少年院仮退院後、引受人がいることが大きなポイントになります。通常は親元です。両親が不在の場合は年長の兄弟や、親戚の者がその役を引き受けます。今回の少年は、引受先が更生保護施設となっていました。ということは、少年院を出た後引き受けてくれる家族や親戚がいないかったのか、いても彼自身がその人たちを拒否したのか、今後の報道を待ちたいと思います。私の保護司としての経験では、ほとんどが親が引受人になります。

しかし、こんなケースもありました。親から虐待を受けていた少年でした。親が引き受けを申し出ても、少年自身がその引き受けを拒否して、以前雇ってくれた知人を引受人に指定して仮退院をしてきました。彼はそこで仕事にも就き立派に更生しました。

今回の少年は、養護施設で過ごしていたとも報じられています。もともと、親からの適切な養護を受けられこなかったと想像出来ます。もっと言えば、育ちの基本的なエネルギーとなる愛情が不足していたのでしょうか。勿論、養護施設のスタッフも一生懸命に接し、その不足を補うように彼と生活を共にしてきたでしょう。

更にもっと言えば、自分一人のことだけを無条件に心底気にかけ、彼もその人の存在を心の中で確認するだけで気持ちが安らぐ人がいたのでしょうか。

カウンセリングの中で、ある女子高校生は、「私は、中学校3年間同級生からずっと無視されてきたが、不登校にならなかったのは全部敵であるような学校の中で、ただ一人だけ自分のことを気にかけてくれていた先生がいたから」、と発言しました。

そうです、一人だけでいいのです。彼からすれば、社会は全部敵かも分かりません。まだまだ長い人生の中で、彼がそのような人の存在を確認できるようになることを祈るばかりです。


丹波里山便り 日本ミツバチ

日本ミツバチ巣の中の様子です。約15cの高さの箱を、巣の成長に合わせて積み上げていきます。白い部分が巣板で成長につれて下へ伸びていきます。箱が4段ぐらいになれば、一番上部をはずして蜜を採ります。

しかし、なかなか順調にはいきません。7月末に4段の一番上部を切り離したところ、この暑さの影響もあり、巣の一部が崩れました。これを巣落ち、といいますが一部なので大丈夫と思っていたところ、4,5日後には全部の巣が落ちました。蜂は箱から逃げ去っていました。

残った巣には蜜がありません。逃げ去るときに、何千匹という蜂が蜜を全部吸ってしまい、新しい住み家に移ります。

今回は、このほか蟻が巣箱に大挙入り込み逃げ去った群もいました。その予兆がありましたので水桶の上に濡れない工夫をして箱を置きましたが、地上に帰れない蟻たちが箱の上に卵を産み付け住み着いていました。この箱も4段に成長し、採蜜を期待していたのですが、この群も蜜を全部吸って新しい住み家に移りました。少々の蟻なら蜂がはじき飛ばすのですが、余りにも多くの蜂が侵入したのです。

新しい住み家が私の待ち受け箱なら群は減りませんが、他の場所へ移ると群の損失になります。今回、2群の逃げ去り群のうち1群は隣の待ち受け箱に入ってLくれましたが、もう1群の行方は分かりません。木のうろでも見つけて、生きていてくれれば幸いです。

自然界に住んでいる日本ミツバチを、人工的な巣で飼育するのですから、いろいろトラブルはあって当然ですが、ちょっと残念です。これからは最大の強敵オオスズメバチ対策が必要です。昨シーズンはオオスズメバチの侵入により3群が逃げ去りました。

夏はスズメバチ対策と、巣の周りに生い茂る草、シダ、ササの刈り取りに大変ですが、秋の採蜜を楽しみに頑張ります。


ドクダミ茶 土からの恩恵

この時期、山のあちこちにドクダミが繁茂します。根で増えていくのかいたって繁殖力が強く、邪魔な雑草です。他の作物や木々の成長に影響するので余り歓迎ではありませんが、折角土から芽を出し花を咲かせているので切って捨てるだけでなく、毎年ドクダミ茶にして利用しています。

先ず、根っこから抜いて土のついている部分を切り落とし、きれいに洗います。乾燥させてから切ってもいいのですが、乾燥したものは固くなり切るのに苦労します。そこで、洗った段階で2,3センチ位で切りそろえます。それをザルや干物を作る網に入れて、日陰乾しにします。天候にもよりますが、1週間か10日ぐらいで程よく乾燥します。

乾燥させたものを十薬という名前の生薬として知られ、煎じて飲むと利尿作用、動脈硬化予防、解熱、解毒の効果があるとされています。

ドクダミだけでは癖がありますので、麦茶を加えてお茶にして飲んでいます。どんどん増えて厄介者ですが、自然の恩恵として利用しています。


キツネ現れる

丹波春日の山には、いろいろな動物がいます。鳴き声や糞、作物の被害(特に栗や苗木)で鹿、猪がいることがわかります。キツネは以前死骸を見ましたが、このように生きている姿を目撃したのは初めてです。最初は犬かと思いましたが、しっぽがキツネでした。目撃した動物はキツネの他にタヌキ、ウサギがいました。雉も時々見かけます。

間もなく日本ミツバチの分蜂(巣分かれ)の時期です。今シーズンは何群捕獲できるかワクワクドキドキです。

新型コロナウイルス感染防止で、いろいろなイベントが中止になっています。てづくり市も例に漏れません。4月の参加予定だったのは全て中止です。どうぞ皆さんもお気をつけください。

次回は次の通りです。                              ・5月17日(日) 西宮神社  ・5月24日(日) 伊丹猪名野神社


伊丹にも日本ミツバチ

伊丹の我が家の小さな小さな畑に、昨年ブロッコリーを植えました。随分と収穫して美味しく頂きましたが、いくつか採らずにそのままにしておきました。それがこのように花盛りになりました。そこへ日本ミツバチが、蜜を採りに訪れるようになりました。5,6匹花から花へ飛び回っています。以前から近所の木々の花で見かけていましたが、このように頻度高く見かけるのは初めてです。

自宅近くには、緑ヶ丘公園、伊丹台地の斜面等、樹木が生い茂っているところがあり、その辺りに巣があるのでしょうか。今後も観察を楽しみたいと思います。


味噌づくり 自家製味噌

20年ほど前から、味噌を作っています。「手づくりのすすめ」の本を参考にして、その通りの手順で毎年仕込んでいます。今回は、黒豆を材料にしました。黒豆1.5k、米麹1.5k、塩0.6kを準備しました。前日に黒豆を水に漬け、柔らかく煮ます。それを、ミキサーでつぶします。そこへ米麹、塩を入れてまんべんなく混ぜ合わせます。煮汁を加えてボール状にして瓶に確り詰め込みます。我が家では押し入れの隙間に瓶を置きます。夏を越し半年経てば出来上がります。今まで失敗はありません。思うほどの面倒はありません。案外簡単にできるという感想です。

材料の豆は良質のタンパク質です。醗酵によってアミノ酸、ビタミンが多量に生成され栄養的に優れた日本伝統の食品です。

無添加味噌の手づくり、皆様も如何でしょうか。

yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jp で発信下さい。


一緒に子育て 102 児相門前払いに思う

数日前、神戸のこども家庭センター(児童相談所)に、深夜小学校6年生女子児童が助けを求めてきたのに、担当者が追い返したことがマスコミに報じられています。

多くの批判を受け、担当部局が謝罪をしています。そしてお決まりのように対応マニュアルの改正とか、関係機関との連携を見直すとかの提案が出されています。この種の問題が起こると、この二つの提案は決まり文句のように思われます。

果たしてそれで解決するでしょうか。もっと大事なことが抜けています。それは、この子どもの心情に一番最初に対応した担当者が、どれだけ寄り添えていたかということです。深夜に女子児童(中学生、高校生であっても)が家を出て助けを求めてきた、ということはどれだけ悩み抜いた結果なのか、どれだけ辛いことなのか、助けを求めるのはどれだけ勇気が要ったのか等々を考えたのか、という大きな疑問が残ります。

児相の担当者の前に一社会人であっても、このような事態は尋常でない、ということが分かるはずです。マニュアルがなくても、この子どもの心情に寄り添えば、大人としての行動があるはずです。

顔を見て話を聞くだけでも、勇気を振り絞って助けを求めてきたかいがあるものです。具体的な解決策を出すこともさることながら、一番大事なのは自分の辛さを誰かが受け止めてくれたことなのです。

相談機関が充実したり、それにふさわしい対応マニュアルが完備し、関係機関との連携体制がいくら取れようと、一番最初に対応した人間の感受性が一番大事だ、と強く思います。

質問、ご意見、感想がございましたら、yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jp で送信して下さい。

臨床心理士・元スクールカウンセラー  鈴 木 隆 一


蜜を吸うメジロ

日本ミツバチを飼い始めて、山に蜜源となる花を咲かせる木を植えています。このビワも植えたものですが、一昨年辺りから花をつけはじめました。ミツバチも飛んできますが、このようにメジロもやってきます。

今、山ではビワの他ツバキも咲いています。花が少ないこの時期は貴重な蜜源になる花です。

山には、ヒノキが多いですが伐採して、栗、桜、梅、ブルベリー、等を植えました。それぞれ大きくなりました。その他、季節季節に草花も植えるようにしています。


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