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丹波里山便り 日本ミツバチ

日本ミツバチ巣の中の様子です。約15cの高さの箱を、巣の成長に合わせて積み上げていきます。白い部分が巣板で成長につれて下へ伸びていきます。箱が4段ぐらいになれば、一番上部をはずして蜜を採ります。

しかし、なかなか順調にはいきません。7月末に4段の一番上部を切り離したところ、この暑さの影響もあり、巣の一部が崩れました。これを巣落ち、といいますが一部なので大丈夫と思っていたところ、4,5日後には全部の巣が落ちました。蜂は箱から逃げ去っていました。

残った巣には蜜がありません。逃げ去るときに、何千匹という蜂が蜜を全部吸ってしまい、新しい住み家に移ります。

今回は、このほか蟻が巣箱に大挙入り込み逃げ去った群もいました。その予兆がありましたので水桶の上に濡れない工夫をして箱を置きましたが、地上に帰れない蟻たちが箱の上に卵を産み付け住み着いていました。この箱も4段に成長し、採蜜を期待していたのですが、この群も蜜を全部吸って新しい住み家に移りました。少々の蟻なら蜂がはじき飛ばすのですが、余りにも多くの蜂が侵入したのです。

新しい住み家が私の待ち受け箱なら群は減りませんが、他の場所へ移ると群の損失になります。今回、2群の逃げ去り群のうち1群は隣の待ち受け箱に入ってLくれましたが、もう1群の行方は分かりません。木のうろでも見つけて、生きていてくれれば幸いです。

自然界に住んでいる日本ミツバチを、人工的な巣で飼育するのですから、いろいろトラブルはあって当然ですが、ちょっと残念です。これからは最大の強敵オオスズメバチ対策が必要です。昨シーズンはオオスズメバチの侵入により3群が逃げ去りました。

夏はスズメバチ対策と、巣の周りに生い茂る草、シダ、ササの刈り取りに大変ですが、秋の採蜜を楽しみに頑張ります。


ドクダミ茶 土からの恩恵

この時期、山のあちこちにドクダミが繁茂します。根で増えていくのかいたって繁殖力が強く、邪魔な雑草です。他の作物や木々の成長に影響するので余り歓迎ではありませんが、折角土から芽を出し花を咲かせているので切って捨てるだけでなく、毎年ドクダミ茶にして利用しています。

先ず、根っこから抜いて土のついている部分を切り落とし、きれいに洗います。乾燥させてから切ってもいいのですが、乾燥したものは固くなり切るのに苦労します。そこで、洗った段階で2,3センチ位で切りそろえます。それをザルや干物を作る網に入れて、日陰乾しにします。天候にもよりますが、1週間か10日ぐらいで程よく乾燥します。

乾燥させたものを十薬という名前の生薬として知られ、煎じて飲むと利尿作用、動脈硬化予防、解熱、解毒の効果があるとされています。

ドクダミだけでは癖がありますので、麦茶を加えてお茶にして飲んでいます。どんどん増えて厄介者ですが、自然の恩恵として利用しています。


キツネ現れる

丹波春日の山には、いろいろな動物がいます。鳴き声や糞、作物の被害(特に栗や苗木)で鹿、猪がいることがわかります。キツネは以前死骸を見ましたが、このように生きている姿を目撃したのは初めてです。最初は犬かと思いましたが、しっぽがキツネでした。目撃した動物はキツネの他にタヌキ、ウサギがいました。雉も時々見かけます。

間もなく日本ミツバチの分蜂(巣分かれ)の時期です。今シーズンは何群捕獲できるかワクワクドキドキです。

新型コロナウイルス感染防止で、いろいろなイベントが中止になっています。てづくり市も例に漏れません。4月の参加予定だったのは全て中止です。どうぞ皆さんもお気をつけください。

次回は次の通りです。                              ・5月17日(日) 西宮神社  ・5月24日(日) 伊丹猪名野神社


伊丹にも日本ミツバチ

伊丹の我が家の小さな小さな畑に、昨年ブロッコリーを植えました。随分と収穫して美味しく頂きましたが、いくつか採らずにそのままにしておきました。それがこのように花盛りになりました。そこへ日本ミツバチが、蜜を採りに訪れるようになりました。5,6匹花から花へ飛び回っています。以前から近所の木々の花で見かけていましたが、このように頻度高く見かけるのは初めてです。

自宅近くには、緑ヶ丘公園、伊丹台地の斜面等、樹木が生い茂っているところがあり、その辺りに巣があるのでしょうか。今後も観察を楽しみたいと思います。


味噌づくり 自家製味噌

20年ほど前から、味噌を作っています。「手づくりのすすめ」の本を参考にして、その通りの手順で毎年仕込んでいます。今回は、黒豆を材料にしました。黒豆1.5k、米麹1.5k、塩0.6kを準備しました。前日に黒豆を水に漬け、柔らかく煮ます。それを、ミキサーでつぶします。そこへ米麹、塩を入れてまんべんなく混ぜ合わせます。煮汁を加えてボール状にして瓶に確り詰め込みます。我が家では押し入れの隙間に瓶を置きます。夏を越し半年経てば出来上がります。今まで失敗はありません。思うほどの面倒はありません。案外簡単にできるという感想です。

材料の豆は良質のタンパク質です。醗酵によってアミノ酸、ビタミンが多量に生成され栄養的に優れた日本伝統の食品です。

無添加味噌の手づくり、皆様も如何でしょうか。

yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jp で発信下さい。


一緒に子育て 102 児相門前払いに思う

数日前、神戸のこども家庭センター(児童相談所)に、深夜小学校6年生女子児童が助けを求めてきたのに、担当者が追い返したことがマスコミに報じられています。

多くの批判を受け、担当部局が謝罪をしています。そしてお決まりのように対応マニュアルの改正とか、関係機関との連携を見直すとかの提案が出されています。この種の問題が起こると、この二つの提案は決まり文句のように思われます。

果たしてそれで解決するでしょうか。もっと大事なことが抜けています。それは、この子どもの心情に一番最初に対応した担当者が、どれだけ寄り添えていたかということです。深夜に女子児童(中学生、高校生であっても)が家を出て助けを求めてきた、ということはどれだけ悩み抜いた結果なのか、どれだけ辛いことなのか、助けを求めるのはどれだけ勇気が要ったのか等々を考えたのか、という大きな疑問が残ります。

児相の担当者の前に一社会人であっても、このような事態は尋常でない、ということが分かるはずです。マニュアルがなくても、この子どもの心情に寄り添えば、大人としての行動があるはずです。

顔を見て話を聞くだけでも、勇気を振り絞って助けを求めてきたかいがあるものです。具体的な解決策を出すこともさることながら、一番大事なのは自分の辛さを誰かが受け止めてくれたことなのです。

相談機関が充実したり、それにふさわしい対応マニュアルが完備し、関係機関との連携体制がいくら取れようと、一番最初に対応した人間の感受性が一番大事だ、と強く思います。

質問、ご意見、感想がございましたら、yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jp で送信して下さい。

臨床心理士・元スクールカウンセラー  鈴 木 隆 一


蜜を吸うメジロ

日本ミツバチを飼い始めて、山に蜜源となる花を咲かせる木を植えています。このビワも植えたものですが、一昨年辺りから花をつけはじめました。ミツバチも飛んできますが、このようにメジロもやってきます。

今、山ではビワの他ツバキも咲いています。花が少ないこの時期は貴重な蜜源になる花です。

山には、ヒノキが多いですが伐採して、栗、桜、梅、ブルベリー、等を植えました。それぞれ大きくなりました。その他、季節季節に草花も植えるようにしています。


ぎゃらりー鈴 新作品紹介

太い孟宗竹をカットして作りました。トイレットペーパーを入れて中の芯をを取り除き、必要な量をちぎってティッシュペーパー替わりに使用します。竹は、油抜きをして漆のめすりさびを塗ったのと、ミツバチの蜜蝋から作った蜜蝋ワックスを塗ったものがあります。

紙が不十分だった時代を過ごしたものですから、きれいなティッシュペーパーを何枚も何枚も箱から引き出す様子を見ていますと、なんともったいない、という気持ちになります。一番初めに買っていただいた人は、やはり年配の方でした。

出店の予定                                   ・2月29日(日) 西宮神社 10:00~16:00                ・3月20日(祝日) 伊丹猪名野神社 9:00~16:00

ご来店をお待ちしています。


日本ミツバチ養蜂

日本ミツバチに関わって数年経過しました。ある機関誌にそのことについて記事を書くように要請されました。振り返りと私の養蜂の意図に触れました。

ここに転載します。

日本ミツバチを飼育をはじめて4年になります。その間多くの失敗を重ねてきました。私は丹波春日に山を所有しており、漆器作り、木工作業用に泊まることも出来る小屋がありますので、そこを養蜂場にしています。昨年春の巣分かれ期に自然界の日本ミツバチを待ち受け箱に取り込むことが出来ました。                      昨今、昆虫が少なくなっているとか、ミツバチが減少しているとかのニュースに接します。「日本ミツバチが日本の農業を救う」の本の通り、ミツバチの存在は農業にも大きく影響します。また、自然界の健全度の指標にもなると言われており、飼育に一層の励みになります。                                   さて、昨年春に取り込みに成功したハチたちですが、全国的に大繁殖しましたスズメバチと、蜂に寄生するダニの被害を受け、逃去したり死去した群が出ました。特に黄色オオスズメバチは、巣の出入り口食い破り巣箱の中に入ります。私が所属する信州日本ミツバチの会から情報を得て、それぞれに対する対策をしましたが、後手に回ったり十分でなかったりで被害にあいました。                            幸い、数群れがこの冬を過ごせそうなので、春の活動期を心待ちにしています。日本ミツバチは洋バチと違い、1年に1回の採蜜で、いろいろな花から蜜を集め百花蜜といわれます。それだけに芳醇な味と各種ミネラルが含まれ、薬効もあるといわれます。日本ミツバチの蜂蜜はほとんど市販されていません。貴重は蜂蜜採取と、健全な里山づくりに今後とも励みます。また、虫や小動物との関わりは、子ども心を復活させてくれ、心をうきうきさせてくれます。

感想、ご意見は、yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jp で送信して下さい。

鈴木隆一


日本ミツバチの蜜蝋の利用

日本ミツバチでも西洋ミツバチでも、採蜜後に巣が残ります。その巣は蝋で出来ており不純物を取り除きますと、写真のようなきれいな蜜蝋になります。私は日本ミツバチの巣から蜜蝋を作っています。

この蜜蝋を利用していろいろな製品が出来ます。木工作家の方々は蜜蝋ワックスを塗装に良く使用されます。木目が美しく仕上がります。我が家ではクリームを作っています。洗顔後に顔や手に塗りますが、心持ちしっとりした感じです。

先日、2日連続で明石城公園のてづくり市に出店しました。1日目に蜜蝋を買ってくれた女子高校生が、2日目に蜜蝋を原料にしてリップクリームを作った、とわざわざ見せに来てくれました。通常のリップクリームの容器に入っており、きれいに仕上がっていました。

純粋な自然素材ですので安心して使用できます。簡単に作れます。皆さんも如何ですか。

今後の出店予定                                 ・11月17日(日) 9:00~16:00 伊丹猪名野神社の市            ・11月23日(土・勤労感謝の日) 10:00~16:00 西宮神社の市      ・12月22日(日) 10:00~16:00 西宮神社の市

ご来場をお待ちしています。


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