ヤブランが咲いています。高温で雨が少ない夏でしたが、今年もヤブランが咲きました。
苔玉作り その2
苔玉作りの講習会開催のお知らせを先般いたしました。11月に2回開催予定ですが、すぐ定員になりました。そこで、3回目の講習会を12月15日(土曜日)の午後に予定しています。講習時間は、約1時間半です。
クリスマスに向けたものを講師の先生が用意していただけるようです。
費用は、3000円くらい。申し込みは、当ギャラリー 電話072-764-6577 あるいは直接来店で申し込んでください。ギャラリー定休日は水・木彫日です。定員は8名です。
苔玉作り講習会
短冊、写真、団扇立てです
里山だより 丹波春日町
一緒に子育て 6
いじめについて その2
よく、いじめの被害者でありながら大人に訴えない、遊びを装って笑ってその場をしのぐことがあります。アンケートをとっても「いじめられていない」と答えることもあります。
何で正直に言わないのか疑問です。訴えても効果がない、かえって「ちくった」と更にいじめられるのを恐れているのと、子どもなりに「面子」があるのです。このことはとても大事な視点です。いじめられていることは、自分が弱い立場であることを他者にさらすことになります。本来、弱いととられても表明してもいいわけですが、なかなかそうはいきません。特に「弱いからいじめられるんや、いじめられたらいじめ返せ」と、不可能なことを言われたり、「お前がいつも・・・・やから」と、弱点を指摘されたりした経験を持てば、余計言いにくくなります。
大人でもそうですが、自分の内面や弱い点を他者に表明するのは相当な勇気と相手を選ばなければなりません。
それではどんな相手なら表明しやすいでしょうか?不可能なことを言われたり、欠点を指摘されないことは勿論です。それに加えていじめの事実より、辛かった気持ちを先ず受け止めてあげることが必要です。よくある間違いは、「誰に、どこで、どのように等々」と、事実関係を聞くのでは、本人の訴えたい気持ちかけ離れていきます。
最後に「よく言ってくれて、ありがとう」を、付け加えたいものです。
パン皿出来ました
漆器に絵付け
一緒に子育て 5
マザーリングマザー
ある日帰り温泉での光景でした。30代半ばの父親が幼児2人を連れていました。風呂から上がり、脱衣所で楽しそうに動き回る2人の子どもに服を着せていました。自分も服を着なければならずなかなか大変な作業ですが、微笑ましい姿でした。 5歳ぐらいの上の子どもが、扇風機の前に行って髪の毛に風を当てていました。たまたま側にいた30歳くらいの男性に風で飛んだ水気が当たったのか、不快な表情をしましたので、慌てて父親は「すみません」と、言いながら子どもをその場所から離しました。 通常これで終わりでしょうが、その男性は「親ならちゃんとしつけておけ」と声を荒げました。
マザーリングマザーとは、子育て中の若い母親に優しく母性的に接し、子育てをサポートする意味です。この場合母親ではなく父親ですが、子育てに奮闘しているのは同じです。 電車の中などで、若い母親に抱かれた赤ちゃんを、年配の女性があやしている場面がよくあります。赤ちゃんもご機嫌ですが、母親も笑顔を見せています。このような光景は当事者ではありませんが、気持ちが和みます。
一昔、二昔前より圧倒的に子育てがしにくい社会です。若い世代の親たちに「しつけが足らん」、というような決まり文句で子育てを非難するのではなく、「子育てがしにくい世の中で、よう頑張ってるね」の気持ちで、大目に見てあげたいものです。
翁工房の一輪挿し
ちいさな一輪挿しです。
どこかに吊るして、お花や葉っぱを入れてみてください。
きらきら光を受けてきれいですよ。