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一緒に子育て 52 人間歩けるもんや 歩き遍路 3

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写真は、60番札所横峰寺からの下りの道です。下りと表現しましたが、横峰寺は標高745mにあり、まるで登山です。季節のよりますが、この道を歩いた4月27日はこのように山ツツジがきれいに咲いていました。とても快適な歩きができました。

前回触れましたが、今回の遍路では多くの外国人遍路さんに出会ったり、同じ宿になりました。彼らは何に惹かれて歩いているのでしょうか。私たちが日常接する日本の事象や文化は、彼らから見れば魅力の対象なのでしょうか。それにしても、毎日街、山、田園の道を黙々と30k前後を歩くだけなのです。

以前、白人女性一人の遍路さんに出会ったことがありました。そのときにも思いましたが、「日本は安全な国なんやなぁ」と改めて感じました。そういえば、アメリカの男子高校生がホームスティで我が家に滞在したことがありましが、本国での事前研修で、日本は世界一安全な国、と教えてもらい来日したそうです。日本人も外国人も男性も女性も、一人で歩いて大丈夫な国を誇りに思いたいものです。

遍路道は、里山、中山間地といわれるところ歩くことが多いです。日本どこでもそうですが、人口減少、労働力不足で山林、畑が荒れたり、放棄されているのをよく見かけます。今回は、ミカンの産地愛媛を歩きました、ミカン畑がツタに覆われたままになっているのに出会いました。先祖から引き継ぎ大事にしていたのに、そうならざるを得なかった耕作者の方を思うと、胸が痛む思いをしました。

秋になったら、65番札所三角寺から再度スタートします。


備前焼搬入 ビールグラス多数揃いました

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春の窯で焼き上がった作品を搬入・展示しました。暑い季節にふさわしいビールグラスが多数揃いました。他にワイングラス、一輪挿し等の花器も展示しました。備前焼のビールグラスは、泡を細かくして美味しいと評判です。

皆様のご来店をお待ちしています。


癒詩作家 伊藤一樹さん 個展を当ギャラリーにて開催

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昨年に続きまして癒詩作家 伊藤一樹さん の個展を開催いたします。

・開催日 6月12日(木)~15日(日) ・時間 10:00~17:00(12日のみ13:30より)

・入場無料

・伊藤一樹プロフィール 角が無く力強い独自の筆文字から「心癒やされる言葉」と評判を呼び多くの場所で個展を開催。合唱曲の作詞も手掛け、作曲家:石若雅弥氏の作曲により楽譜「きぼうの唄」を出版。また、自身の体験を元にした講演活動を、小中高校の教育関係をはじめ様々な企業でも行い幅広い支持を受けている。

・お名前入りで描く言葉 お名前入りの書き下ろしも行っています。ご自分の名前入りで、ご自分に向けた詩でも良し、ご家族で一枚やプレゼントにもお勧めです。その他、数多くの作品の展示やグッズ販売も行っています。 和紙一枚3000円~

・昨年も多くの方々がご来場いただきました。今回も皆様なのご来場をお待ちしています。


里山便り 1 竹の子とイノシシ

 

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丹波市春日町に工房・山小屋をもっています。いわゆる里山に建てています。クヌギ、ツバキ、ヒノキ等々の木々がたくさん生えています。

その中には孟宗竹の竹やぶもあり、写真のように立派な竹の子が出てきます。今が旬で「雨後の竹の子」の言葉通り、雨の数日後はあちこちから沢山出てきます。

しかし、人間が見つける前にイノシシが食べてしまいます。私たちは土から出ていることで見つけますが、イノシシは臭いで土の中の竹の子を探り掘り起こします。竹やぶのあちこちにイノシシの掘った穴と竹の皮ががあります。イノシシのおこぼれを辛うじて収穫しています。

イノシシに負けじと、この冬に竹やぶの一部にネットを張りました。木も生えていない平地ならネットも張りやすいですが、斜面ですのでネット張りの作業も大変でした。ネットのおかげでいくらかは収穫でき、ご近所やギャラリーのお客さんにもプレゼントしています。

この時期、自然からいろいろなプレゼントがあります。一番早いのがフキノトウです。ワラビも出はじめました。タラの芽も親指くらいになっています。

今、里山と周辺の田んぼや畑は、イノシシとシカから作物を守るのに大きな労力を費やしています。本当に大変です。

これら山菜を希望されるなら、予め連絡いただきましたらギャラリーでお渡しできますので、ご一報下さい。

 


一緒に子育て 46 子育て常識の嘘シリーズ6「赤ちゃん返りはあかんのか」

先日、生まれて数ヶ月の赤ちゃんを連れたお母さんとお話ししました。上に5歳と3歳のお姉ちゃんがおり、過去その子どもたちが赤ちゃん返りをして相当苦労されたようです。今回はそれを見越していろいろ対応を考えられ、以前のようなことはなくうまくいったようです。スキンシップなどをこまめにされたようでした。

さて、赤ちゃん返りのことを「退校現象」とも表現します。下に赤ちゃんが生まれた時、子どもはこのような行動を起こすことがあります。日常生活上のスキルがすでに自立しているのに、それができなくなる、しようとしない等です。私の臨床例では、小学校3年生の女児が夜尿が始まったことがありました。その他よく起こるのは、母親にまとわりつく、おっぱいを欲しがる、ハイハイをする等々で、まるで赤ちゃんに返ったようです。

赤ちゃんの世話で精一杯なのに、まとわりつかれたり、スキンシップを求めにこられたりと、お母さんは大変です。産後で精神的にもブルーであればノイローゼにもなりそうです。

この大変さと赤ちゃん、退校というマイナス的な言葉で悪いイメージがありますが、果たして「あかん」ことなんでしょうか。「赤ちゃんばっかりでなく、自分のこともかまって欲しい。忘れんとって欲しい」、というメッセージなのですが、このような欲求を素直に出しているのです。

自分の気持ち、欲求を素直に出せる健康さを大事にしたいと思います。反対に自分の気持ちを出さずに、心にしまい込み貯め込んだとするなら、違うかたちで問題が出るかも分かりません。赤ちゃん返りは因果関係がはっきりした単純な現象で、まわりにも分かりやすく対応も簡単です。「忘れていないよ」、「あなた大事よ」等のプラスのメッセージを送るなら、子どもは納得します。その反対に「お姉ちゃん、お兄ちゃんやのに我慢しなさい」「赤ちゃんの世話で忙しいのが分からないの」等のメッセージなら、赤ちゃん返りの行動が長く続きます。

ただ、事実赤ちゃんの世話で忙しいお母さんは大変です。心身に余裕があれば別ですが、産後のしんどさ(ブルー等)が重なれば、助っ人が必要です。誰かにグチを聞いて貰ったり、実際の手助けも必要です。決して一人で我慢する必要はありません。これこそ「一緒に子育て」です。

子どもからの心のメッセージは、下に赤ちゃんが生まれた時だけでなくいろいろな場面で届きます。その表現が下手で、周りは一時困ることかも分かりませんが、「素直に表現できる健康さ」、と受け止めたいです。そして、子どもには表現できる相手がいたのです。

ご意見、感想、質問がございましたら、HOMEのコンタクトか、お問い合わせで送信して下さい。

臨床心理士・元スクールカウンセラー  鈴 木 隆 一


炭焼き

工房がある丹波春日町の山には、ドラム缶の炭焼き窯を設置しています。本物の炭焼き窯で作られるような立派な炭はできませんが、そこそこの炭はできます。ギャラリーに並べています竹炭もこの窯で焼きました。冬場になってギャラリーでは火鉢を置いていますが、そこで使用する炭もこの窯で焼きました。

材料にする木や竹の乾燥度にもよりますが、一日あれば十分焼けます。煙突から出る煙の色や温度で、焚き口の火や空気の入れ具合を調整しますが、時には失敗もします。十分焼けてなかったり、消し炭のような炭が出来上がることもあります。山には、ヒノキを含めて雑木がふんだんにありますので、これらが燃料になることは嬉しいことですP1020303

焚き口で燃料を燃やし、炭材が入っているドラム缶窯に温風を送っています。後方の煙突からは盛んに煙が出ています。

 


柿をどうぞ

 

秋の味覚の一つに柿があります。我が家に柿の木が一本あり、結構実がなるようになりました。赤くなると人間の前にカラスが食べます。その後、スズメ、メジロがカラスが突っついた後の実を食べにやってきます。その合間をぬって収穫したものを店頭に並べています。

 

 

 

 


一緒に子育て40 常識の嘘シリーズ5 「誰とでも仲よくせんと、あかんのか」

学校から子どもが帰ってきました。「お母ちゃん、今日学校でA君が僕にいじわるしてきてな、ほんまにいややった。A君と遊ぶのもういやや」、と訴えてきました。

さて、親としてどんな返事、対応をするでしょうか。こんなことを言いそうです。「なに言うてんの。そんなことぐらいでいやがっとったら、友だちが少なくなっていくよ。少しぐらい我慢して、誰とでも仲よくしなさい」

実際こんな場面は少ないかもしれませんが、日常的に、常識的に「友だちは大事やから、誰とでも仲よくすること」、が正しいと思ったり、つい言ったりしませんか。

以前、「ストレス」がテーマで、学校職員の研修会に招かれたことがありました。集団や職場でのストレスの大きな要因は、同僚との人間関係です。職場ですから仕事上の関係まで断つことは出来ませんが、しんどい相手とはそこまでの関係に止め、それ以上は適当にいなしたり、避けることの大事さを強調しました。相手を怒らせたりしないで、気分を害せず避けるのは難しいですが、明らかにストレスを受けるよりはましです。

こちらが、大きな寛容性と、受容性を持っているなら別ですが、私たちは神様仏様ではありません。人間関係の中では、上手に避けることも大事です。

大人は適当にまた要領よく避けることは出来ます。さて、子どもはいかがでしょうか。まじめで優しい子どもほど、「誰とでも仲よくせんとあかん」の呪縛にとらわれやすいです。一生懸命にそのようにして、結局自分が大きなストレスを抱え込みやすいです。

「いやな友だち、苦手な友だちがいたら、無理に仲よくしなくてもいいのですよ」、という意味のことを、子どもさんの年令、理解力にあわせて伝えてあげて欲しいものです。


備前焼秋窯 新作入荷

秋に窯出ししました新作が入荷しました。作家力作の作品が出来上がっています。

花器、ワイングラス、コーヒーカップ、マグカップ等、使ってみたくなる作品が揃っています。

ご来店を心よりお待ちしています。


ワークショップ フラワーアレンジメントのお知らせ

フラワーアレンジメントのワークショップを、次の通り行いますので奮って参加いただきますよう案内申し上げます。1回の完成です。

・日時 平成25年10月6日(日) 午前10時、午後1時  7日(月)午前10時半、午後1時半

・場所 ぎゃらりー鈴

・費用 3150円(花、材料、講師料含む) ハロウインをイメージした作品の予定

・申し込み 電話(072-764-6577)及び直接ギャラリーへ

初心者の方も気軽に参加下さい。お待ちしています。


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