ぎゃらりー鈴ブログ>

丹波里山だより 日本ミツバチ飼育再開

私の山には栗を植えている斜面があります。5,6年前から栗の実を収穫できるぐらいになりました。その斜面に日本ミツバチのの箱を置きました。日本ミツバチの養蜂家から購入しました。基礎台の掃除、ダニ対策、スズメバチ対策等々結構世話が要ります。先輩のアドバイス、本等からの知識を参考に失敗しないように飼育をしたいと思っています。このように購入した箱以外に、今年の4月には待ち受け箱に自然の日本蜜蜂が入り、すっかり定着し元気の花粉や蜜を集めています。大変気分のいいものでした。

以前から、人工林から落葉樹の山にしたい、とささやかながら手入れをしていましたが、それが功を奏し日本ミツバチが飛び交う山になったと喜んでいます。

送信は、yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jp でお願いします。


丹波里山便り モンキアゲハ舞う

山のつつじも盛りは過ぎましたが、つつじのミツを吸う2匹のモンキアゲハが、つかず離れず花周辺を舞っていました。春たけなわの風情です。

植物の勢いが盛んで栗も小さい花をつけており、新緑が日増しに濃くなっています。それに伴い栗の若葉には虫が発生して、柔らかい葉をどんどん食い荒らしています。また、下を見れば雑草や小笹が元気丸出しで刈り取りに苦労させられます。忙しくなってきました。

このモンキアゲハは、羽に白斑紋がある日本最大のアゲハです。


丹波里山だより 日本ミツバチ、巣箱に入る

過去2回失敗した日本ミツバチの飼育ですが、今回は待ち受け巣箱に日本ミツバチが入ってくれました。写真は、栗の木の下に置いた巣箱です。側に、咲いた金稜辺(きんりょうへん)という蘭の鉢を置きました。この蘭は日本ミツバチを誘引する蘭として栽培されています。          1週間前に箱の側に置きました。余り期待していませんでしたが、昨日4月30日にこのように巣箱の巣門に蜂が群がっていました。                            これが定着するかどうかはまだ分かりませんが、どこかで分蜂した群れが金稜辺に誘われてきたのは間違いありません。初めての経験で大変感動しました。

感想、質問は yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jp へ送信して下さい.。


一緒に子育て 90 「非行は初期の段階で止めてあげたい」

前回の89の内容と重複するものと思います。見出しの言葉は、元受刑者が発した言葉です。4月23日に京都市で開催された「激動の6年、亀岡交通事件の犠牲者遺族が今の思いを語る」で、聞いた言葉です。6年前の4月23日に、集団登校中の児童らの列に無免許の少年が運転する車が突っ込み、3人が死亡、7人が重軽傷を負った事故が起こりました。死亡した引率の母親のお腹には胎児がいました。

その母親の父親が、仕事の関係で元受刑者Aさんとと知り合いになりました。今回の京都でのイベントには、Aさん以外に同じく元受刑者のBさんも出席され、インタビュー形式で発言されました。不特定多数の中に出られ、発言されることの勇気に敬意を表したいと思います。

Bさんは、少年の頃から非行に陥り、教護院(児童自立支援施設)、少年院の入院歴、大人になっても刑務所の経験をしています。Aさん、Bさん共に受刑中に「命のメッセージ展」を見ています。二人ともその展示を見て、被害を受けた人(特に死去した人)の遺族の辛い思いに接しました。それまでは自分のことばかり考えていたが、初めて被害者のこと、その深い辛さを考えるようになったとのことでした。

そのBさんは、本当の更生とは自分が害を与えた人の気持ちを知ること、再犯を防ぐのは、被害者の人の気持ちを理解すること、と述べられました。単に社会に適応し法を犯さないのではなく、それに加えて内面的な動き、心の変化の必要性を強調されています。誠に共感できることです。命のメッセージ展の力が大きいと言えます。

Bさんは、自分の経験を踏まえ、重篤な犯罪、大きく人を傷つけるような犯罪前の初期段階で、それら少年をサポートしたい、と今後の抱負を述べられ、今後その活動に加わる予定だそうです。おそらくBさん自身も、初期の段階で止めて欲しかったのではないでしょうか。

非行度が進む前、罪の意識が希薄のころから、十分で適切な対応をして、重篤な犯罪を防ぎたいものです。


コッポリ 手づくり市の商品

4月21日22日の両日、明石城の手づくり市に出店しました。天候に恵まれ気持ちよく店番ができました。後方には、明石城の白い櫓が青空に映えてきれいでした。たまたま櫓の一つが開放されていて内部が公開されていました。

さて、写真は孟宗竹のコッポリです。通常は空き缶で作りますが、丹波の山で切り出した孟宗竹で作りました。アスファルトやセメントの上では軽い音がして、歩くと一層楽しいです。店には、ブンブンコマとと一緒に出しています。

今回、保育園勤務の保育士さんが目にとめてくれ、園児に使わせたいとのことで、20個注文をしてくれました。ブンブンコマもそうですが、身体のバランスを必要としする、手先の微妙な動きを必要とするこれら遊びは、子どもの成長には欠かせないもので、推奨したい遊具です。孟宗竹を切り出し早速製作にかかりたいです。

連絡は、鈴木隆一 yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jp で送信して下さい。


丹波里山だより 山つつじ咲く

7,8年前から紫のミツバツツジを購入し山に移植しました。このように見事に咲きました。桜が終わった後なので、一層見応えがあります。

今後の出展予定                                           ・4月21(土),22日(日) 明石城公園                             ・4月28日(土) 神戸湊川公園                               ・5月12日(土) 京都平安神宮前

ご来店お待ちしています。

連絡・質問は yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jp へ送信してください。


鈴鹿山脈藤原岳登山 福寿草咲き乱れる

かねてから花の名山といわれている、鈴鹿の藤原岳に登りたいと思っていました。テレビで福寿草が咲き始めたとの報道があり、3月27日に登ってきました。鈴鹿山系は、滋賀県と三重県の県境にありますが、多くの登山口は三重県側にあり、何となく遠い感じを受けていました。この藤原岳登山口も三重県のいなべ市にあります。普段余り馴染みのない四日市市や桑名市の標識を見ながら車を走らせ、いなべ市西藤原から登りました。

クマに注意の標識を見ながらのなかなかハードな登りでした。9合目近くからお目当ての福寿草が見られ、時には群生しており見事でした。わずかに残雪もありました。頂上はカルスト台地の様相で、白い石が点在し景色に彩りを添えていました。天候にも恵まれ、適度な登山者もおり快適な山行でした。

100名山を終えてから、また年齢のこともあり、少し登山意欲が減少しましたが、無理のない程度に楽しみたいと思えました。

ゆっくり余裕を持って楽しむためには、前泊した方がいいのかなぁ、との感想です。

 


丹波里山だより シイタケいっぱい

寒い冬もシイタケは出ていましたが、気温が上がり降雨があると、このように肉厚のシイタケが一挙に出てきます。この原木は2年前に菌を植え木陰に並べたものです。たくさん採れた時には、干しシイタケにします。今年も菌を植えました。ふた夏過ぎれば、シイタケが出てきます。

これからますます気温があがると、ワラビ、タケノコ、タラの芽、コシアブラ等々山菜が次から次と採れます。春は自然の恵みが多い時でこれからが楽しみです。


猪名野神社の市に出店 

3月17日(土曜日)、伊丹市宮ノ前の猪名野神社において「古本とクラフト&アート・雑貨」が開催され、ぎゃらりー鈴も出店しました。地元のクラフト展ですので、毎回出店しています。今回は5回目で、次回は5月17日(木)に開催予定です。

写真ではお客さんが余り写っていませんが,正午前からは人出も多くなりぎゃらりー鈴のメーンの品である生活漆器もたくさん買っていただきました。

その他の商品では、孟宗竹で作った「コッポリ」が人気でした。また木の枝で作った「鉛筆」も相変わらずよく売れました。

漆器は、日本伝統文化であり日常生活で使用していただきたく、堅牢・安価をモットーに今後も広めていきたく思います。

今後の出店予定は次の通りです。                              3月24日(土) 神戸湊川公園                               4月21日(土)・22日(日) 明石城公園                          4月28日(土)神戸湊川公園

ご来場をお待ちしています。


一緒に子育て89 犯罪被害者支援研修に参加してその2 罪の意識があるのか?

次回に続いて見出しの研修会に参加しての感想を述べます。

講師が述べられたことと、過去私が保護観察官、保護司としての経験をダブらせての感想です。 警察の関係者が、管轄の中学校へ出かけ生徒への講話を続けた結果、明らかに非行件数が減少したとの報告がありました。生徒に強調されたのは、万引きも法律の解釈からちゃんとして罪になる、追いかけてきた店員さんを振り切り、その店員さんが転倒して怪我をすれば傷害という罪になる、等々を丁寧に法律、刑法に照らし合わせて説明されたそうです。その罪、非行の結果、警察、検察、鑑別所、家庭裁判所、少年院等々を経て、償わなければいけない等も子どもたちは知っているでしょうか。

スパーやコンビニでの万引きの件数は相変わらずの状況です。よく言われているのは「罪の意識が希薄」ということです。補導されたり警察へ被害届を出されるのは、運が悪かったぐらいの意識です。皆がやっている、捕まらなければよい、という認識が多いようです。

その意識が万引きに止まらず、バイクの無免許運転、バイク窃盗、信号無視等々へ拡大します。これらも皆がやっている、捕まらなければよいレベルではないでしょうか。要するに自分らの行為が法令違反という認識がなく、言わば流行、ファッション程度の軽い気持ちで行われます。

私の保護観察対象者であった中3A君もその典型でした。すでに良好解除されて相当年数経ちます。A君も数度の万引きで生徒指導の先生から何度か指導され治まりましたが、仲間内でバイクの運転がはやり、その流行の流れで無免許運転へと進んでいきました。              まさに、皆がやっている、見つかっていないレベルの意識で、その行為が法令違反である、悪いことをやっている意識はほとんどありませんでした。意識というより知らないといってもいいと思います。いわば彼らのファッションなのです。

これらの意識を危惧した警察関係者が、法令に準拠してきちっと説明、解説することで、非行件数が減少したことは、時宜を得た教育と感じました。

感想、ご意見、質問がございましたら、yc-suzuki65@bcc.bai.ne.jpで送信して下さい。

臨床心理士・元スクールカウンセラー  鈴 木 隆 一


top