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一緒に子育て 8

自尊感情について  この不足が不適応行動、問題行動の子どもに共通することが多い

過去の保護観察官、また現在保護司で非行臨床の経験がありますが、自尊感情、自己肯定感が極端に不足している事例によく出会います。「俺なんかどうなってもええんや」、「俺なんか生まれてこんかったらよかった」の自暴自棄もあります。そこまで行かなくても、何かにつけて自信なげで、自分が何かするにも人の顔色をうかがう子どもがおります。不登校の子どもにも共通(これだけが原因でないことはもちろんです)する一つです。

自尊感情は自己肯定感と言い換えられます。子どもに自尊感情がないというのは、他者から肯定的に見てもらえていないからです。「あほ、馬鹿、間抜け」と、しょっちゅう言われてはいないでしょうが、苦手なことや他者と比べて劣っていることを指摘されることが重なりますと、自信をなくして当然です。親は、子ども少しでよくしたい思いから、子どものマイナス面を改善したいものですから、プラス面よりマイナス面に目が行きます。

相談場面で、お母さんからのお話をひとしきり聞いたあと、「子どもさんのいい点はどんなところでしょうか、誉めてあげることはありますか」と、伺うことがあります。たいがい「先生、そんなもんありません」と、おっしゃいます。それはそうでしょうね。親から見て気になる点(すなわち、マイナス面)を何とかしたい思いで、相談に来られているわけです。

しかし、子どもは少しでも自尊感情・自己肯定感がないと自らの行動がとれないし、自己治癒力・変容力も働きません。自己肯定感を持てるのは、他者から誉められることが一番です。そこで、先ほどのような質問になるわけです。

子どもが90点、100点でないと親は誉めようとしません。これではなかなかプラスのメッセージが届きません。

私たちは、点数で言えば平均点で生活をしています。いつの場面でも90や100点ではありません。平均点、すなわち50や60点でOKなのです。

普通の点数でOKなのですから、普通に出来たことも誉める対象になるのです。そうすれば、プラスのメッセージ、すなわち誉めることが多くなります。日常生活の中で、「よくできたね、お母さん嬉しいよ」と、言える場面がきっと増えます。


窯入れを待つ作品

9月8日に窯だきが始まります。それに向けて,新しい作品が出来上がり、窯詰めを待っています。

これらの作品は、9月の下旬に出来上がります。9月末には,新作品がぎゃらりー鈴に並びます。釉薬を使わない焼き締めの備前焼ですが、どんな色合いになるか窯出しが楽しみです。


いじめについて その3

新聞の読者投稿欄に、「いじめで死ななくて良かった」が掲載されていました。中学生時代、自殺まで考えたいじめを受けていましたが、思いとどまったのは、ある人の「いじめている人が100%悪い」の一言だったそうです。

以前にも触れましたが、時にはいじめられている側に相応の理由があるかのような発言があります。例えば、「動作が遅い」「声が小さい」等々です。場合によれば「だから、いじめられても仕方がない」と、発信しているようなものです。

私のスクールカウンセラー時代の臨床例ですが、言葉によるいじめで別室登校になっていた中学2年男子生徒がいました。その生徒は、身体的なハンディを持っていました。そのため、特徴的な行動が時々出ていました。その行動を他生徒から揶揄され辛い気持ちになっていたのです。いわゆる言葉によるいじめです。                                その行動は自分の意思に関係ないものなのです。学校では、いつも小さくなっていました。校内を移動するときにも、他生徒から見られないように、また廊下の端を歩いたりと大変気を遣っていました。その生徒と人間関係が出来た頃、その理由を尋ねたところ、「他の生徒に迷惑をかけないようにするため」と、答えました。

自分ではどうにもコントロール出来ない行動を冷やかされたり、おちょくられたりしているにかかわらず、自分が悪いから仕方がないと思っていたのです。どのような経緯で、本人がそのような考えになったのか分かりかねますが、推測できることは、いじめている側が100%悪いと、思えなかったことです。自分が悪いから仕方がないと思っていたのです。

その生徒とは、箱庭療法を媒介にして過ごしてきました。言葉による表現は不十分でしたが、箱庭の作品では、内面を適切に表現してくれました。家族のサポートもあり、不登校になることなく卒業できました。

いじめられても仕方ない、いじめられる側も悪い、というようなことは絶対ないのです。

臨床心理士 鈴木隆一

 

 

 


金継ぎと平岡堂の新作品です。

当ギャラリーのゲスト作家、平岡堂さんに依頼しました金継ぎが出来上がりました。

手前のは、平岡堂作のドングリストラップです。これからのシーズンにぴったりの作品です。


丹波の里山便り

ヤブランが咲いています。高温で雨が少ない夏でしたが、今年もヤブランが咲きました。


苔玉作り その2

苔玉作りの講習会開催のお知らせを先般いたしました。11月に2回開催予定ですが、すぐ定員になりました。そこで、3回目の講習会を12月15日(土曜日)の午後に予定しています。講習時間は、約1時間半です。

クリスマスに向けたものを講師の先生が用意していただけるようです。

費用は、3000円くらい。申し込みは、当ギャラリー 電話072-764-6577 あるいは直接来店で申し込んでください。ギャラリー定休日は水・木彫日です。定員は8名です。


苔玉作り講習会

苔玉作りの講習会を、当ギャラリーで開催の予定です。1回の受講で写真のような作品が仕上がります。写真の作品は直径8センチの球体ですが、大きさはいろいろ作れます。     室内のインテリアにぴったりです。

10月くらいの予定ですが、詳細は決まり次第お知らせします。このブログと店頭でお知らせします。参加費用は3000円くらいを予定しています。

講師は、「苔玉、植物のお店と苔玉教室 三日月豆」主宰の 松本佳子さんです。


短冊、写真、団扇立てです

桜や、ケヤキの自然木を利用した、カード、写真、短冊、団扇縦を


里山だより 丹波春日町

今は盛りと、ミョウガが芽を出しています。夏の味です。春日柚津の里山では、春にはフキノトウ、タラの芽、コシアブラ等々の山菜の恵みがあります。折角の自然からの恩恵を大事にしたいと思っています。


一緒に子育て 6

いじめについて その2

よく、いじめの被害者でありながら大人に訴えない、遊びを装って笑ってその場をしのぐことがあります。アンケートをとっても「いじめられていない」と答えることもあります。

何で正直に言わないのか疑問です。訴えても効果がない、かえって「ちくった」と更にいじめられるのを恐れているのと、子どもなりに「面子」があるのです。このことはとても大事な視点です。いじめられていることは、自分が弱い立場であることを他者にさらすことになります。本来、弱いととられても表明してもいいわけですが、なかなかそうはいきません。特に「弱いからいじめられるんや、いじめられたらいじめ返せ」と、不可能なことを言われたり、「お前がいつも・・・・やから」と、弱点を指摘されたりした経験を持てば、余計言いにくくなります。

大人でもそうですが、自分の内面や弱い点を他者に表明するのは相当な勇気と相手を選ばなければなりません。

それではどんな相手なら表明しやすいでしょうか?不可能なことを言われたり、欠点を指摘されないことは勿論です。それに加えていじめの事実より、辛かった気持ちを先ず受け止めてあげることが必要です。よくある間違いは、「誰に、どこで、どのように等々」と、事実関係を聞くのでは、本人の訴えたい気持ちかけ離れていきます。

最後に「よく言ってくれて、ありがとう」を、付け加えたいものです。


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